だんだん、夏らしくなってきましたねえ。
とはいえ、朝晩が涼しい分、今年はまだマシな気がしますが。
今年は特に、勘弁してもらいたいものだと思いつつ。
さて本題、今日からは一般質問のご報告を中心に
飛ばしていくつもりでいきます。
お付き合いくださいませ。
それでは早速始めます。
まずは標題の件から、スタートです。
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市は、大規模災害発生時に被災者を支援するため、
必要な物資を備蓄するとともに、資機材を確保しています。
これを防災用備蓄資機材と言い、これらの備蓄資機材は、
市内21箇所の備蓄庫に保管されています。
今回の質問では、これらの備蓄資機材のうち、
乾パン・五目ごはん・アルファ米・クラッカー等の
非常食に関する内容を中心にお聞きします。
東日本大震災後の昨年4月、防災意識の高まりを受けて、
伏原町・甲風園三丁目・高木東部・高木西部の4自主防災会が、
高木小学校に伺い、校内に設置された備蓄庫の状況を確認しました。
その結果、備蓄庫で保管されている非常食の一部の
賞味期限が切れていることが明らかになりました。
万一の事態に備えるため、
備蓄している非常食の賞味期限が切れている。
こんなことは、絶対に、あってはなりません。
今後、このような事態が起こることを防ぐため、
原因を究明し、具体的な対策を講じるべきです。
私は今回、このような事態が発生した最大の原因は、
防災用備蓄資機材に関する組織の縦割りであると考えています。
以下、具体的に述べます。
市によると、備蓄庫自体の管理は
防災危機管理局が担当することになっています。
一方で、非常食・衛生用品等の備蓄物資の発注・検品、
賞味期限の確認・記録、賞味期限切れ前の物資の配布に関する
ヒアリング等、備蓄庫内に保管されている備蓄物資に関わることは
産業文化局が担当しています。
つまり備蓄庫という、いわば箱の担当と、
中身である備蓄庫に保管されている備蓄物資の担当は
異なっているのです。
そして、備蓄庫と、その中に保管されている備蓄物資全体を
一括して所管する部署は存在しません。
実際、この問題の存在を知ってから、
関連すると思われる複数の部署にヒアリングをかけましたが、
当初、どこに聞いても責任ある返答を得ることが出来ませんでした。
このような現状は早急に是正するべきです。
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と、ここまでが前提となる部分です。
続きの具体的な質疑は、近日、公開ということで。
それでは失礼いたします。