梅雨が明けたのか、明けてないのか知りませんが、
まあ、あっついあっつい。
でも、今のところ、うちの事務所は、まだ一度も冷房入れずですよ。
さて、どこまで、耐えられるやら。
さあ、少し、飛ばしてしまっていた一般質問のご報告の続きです。
今回は具体的な質疑の内容など。
それでは早速、はじめます。
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【質問①】
公金不正流用の全容を明らかにするため、
事業者を対象とした調査を実施するべきだと考えるが、どうか?
↓
【答弁①】
このたびの管財課の不適切な執行に関しましては、
車両の部品交換や修理の発注から、支払いに至る過程で
チェック体制に問題があったと認識しているところです。
このことにつきましては、平成23年12月議会においてご指摘を受け、
近隣市において、物品調達事務において不適正な経理が
行われた事例を参考にして調査を行っていく旨、
答弁させていただいております。
本市は、この12月市議会における答弁以降、
車両修繕にかかる修繕箇所の確認や検収を複数職員で行うなど
チェック体制の改善を行うとともに、
現在庁舎内の物品に関する調査などの取り組みについても
進めてきたところですが、ご指摘のとおり、
本市と車両修繕などにおいて取引のある事業者に対する調査は
行えていない状況であります。
現在、近隣市において行われた調査について照会するとともに、
本市が調査対象とする事業者について特定する作業を進めており、
これをもちまして、取引実績のある事業者に対する書面調査及び
ヒアリング調査を、早急に実施してまいりたいと考えております。
【質問②】
明らかになった流用の手法を考えると、同様の行為が
管財課以外の部署においても行われていた可能性がある。
全庁的な実態を把握するため、管財課の取引先だけでなく、
全庁の取引先を対象とした調査を実施するべきだと考えるが、どうか?
↓
【答弁②】
本市において車両につきましては、市長部局に限らず、
他の部局においても保有している所管課がございます。
したがいまして、管財課以外の全ての所管課につきましても、
今回の調査の対象として実施してまいりたいと考えております。
【質疑を踏まえての要望】
最初に一点、申し上げます。
ご答弁では、私の「公金の不正流用について」という質問を、
「車両修繕料の不適切な執行に関するご質問」と仰っていましたが、
「不適切な執行」という曖昧な表現こそが「不適切」です。
実際には発生していない事故や修理をでっち上げて、
事業者に物品を購入/納品させる。
これは、どう考えても「不適切な執行」というような甘いものではなく、
「不正な流用」と呼ぶべき悪質な行為です。
このような問題が存在し、明らかになったということ自体、
恥ずべきことです。
そういう認識をもって、今後、徹底的な調査を行うとともに、
新たな不正行為が判明した場合には
断固たる処置を取るべきであるということを申し上げておきます。
それでは本題に入ります。
一点目の「事業者を対象とした調査を実施するべきではないか?」
という質問に対しては、
「取引実績のある事業者に対する書面調査及びヒアリング調査を、
早急に実施してまいりたいと考えております」
というご答弁を頂きました。
また「全庁的な調査を実施するべきではないか?」
という質問に対しては、
「車両につきましては、市長部局に限らず、他の部局においても
保有している所管課が」あることを述べた上で、
「管財課以外の全ての所管課につきましても、
今回の調査の対象として実施してまいりたい」と、ご答弁されました。
一歩、踏み込んだ調査を実施することを明確にしたことは評価します。
一方で、調査対象を車両に限定していることは問題です。
今回、明らかになった事案から考えると、
車両以外でも同様の問題が起こりうることは明らかです。
事案の悪質性を念頭に、この機会に徹底的に膿を出し切るべく、
今後の対応を進めていただきたい。
強く要望します。
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と、こんな感じです。
引き続き、追跡調査、行ってまいります!