ご存知の方も多いのではないかと思いますが、昔、「グリーンピア」という施設があったのですよ。
旧厚生省が所管する年金福祉事業団が作った施設で、すさまじい赤字を垂れ流していることで有名でした。
なんせ、著名な作家さんの本で、名指しで
「気も遠くなる程の無駄遣いの現場が神戸から車で一時間ほど走った所にある。
丘陵地に建つ「グリーンピア三木」である。」
と批判されているくらいですから。
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本棚から引っ張り出して見てみたら、発行日はなんと平成12年4月1日。
櫻井よしこ女史が、お若い!
んで、なんで、こういう話をし出したかというと、このグリーンピア三木の跡地が、ネスタリゾート神戸という施設(?)に変わって、大好評を博しているようなんですよね。
そんなこともあり、ここ、私の中で今、一番行きたい場所なんです。
ちょっとスケジュールが過密なのと、寒いのとで、なかなか行けそうにない感じなのが悲しいところではありますが。
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http://nesta.co.jp/
で、こういう事例を見るにつけても、つらつら思うのが、行政にはこういう事業は向いてない。
民間の力を活用することこそが大事!ということ。
例えば、前々から厳しい意見を続けているリゾ鳴尾浜。
市は、この問題てんこ盛りの施設を、なんとか存続させたいと思っているようですね。
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【ご参考】
「今の施設がある限りは使い続けます。だって勿体ないもん...」とかアカンでしょ。改めて、リゾ鳴尾浜の今後についてゼロベースで考えるべきです!@2018年11月のブログ
でもね、この施設なんかも、「リゾ鳴尾浜として頑張る!」という前提の下、あーだこーだ言ってても、出来ることには限界があるよな…と。
一方で、もう少し広い視点で考えると違うように見えてくる点もあるような。。。
リゾ鳴尾浜が位置するのは、鳴尾浜臨海公園。
ここには芝生広場や海釣り公園があり、高速道路のインターからもすぐです。
だったら、「リゾ鳴尾浜なんかつぶしてしまってもいい!それよか、公園(というか、この場所)の魅力を最大化するのが一番重要!」という方向で考えれば、もっと出来ることとかあるんちゃうの???と。
重要なのはリゾ鳴尾浜を存続させることではなく、この場所の魅力を最大化すること。
そして、市の損失を少なくすることであるべきなわけで。
ちょっと話題の方向は変わりますが、この項、も少し続けます。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。