昨日付け、神戸新聞WEBニュースより。
いくらなんでも不祥事多すぎませんか、西宮市。。。
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休日勤務と通勤手当56万円不正受給 西宮市職員を処分
で、この件で、なんとも不可解に感じたのが、通勤手当も不正に受給されていたという話。
というのも、私、今から約10年前の2009年12月議会の一般質問で、
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●通勤手当の支給にあたっては定期券等の確認を行うよう、規則で定められている
●ところが、実際には確認がなされていない
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ことを明らかにし、定期的に通勤定期の現物確認を行うこと&現状調査を行うことを約束させたのですよ。
なので通勤手当の不正受給は、きわめて起こりにくくなってるはずやのに…と。
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【ご参考】
市政報告20号×2010年2月発行。
(ちなみに、その後の調査の結果、通勤手当を不正受給していた職員が、延べ100名以上存在したことが発覚。
翌年度の通勤手当支給額も数千万円減りました。
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【ご参考】
市政報告23号@2010年10月発行×左上・その後の「通勤手当」)
この問題について、当時、私は今後の改善策として
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●本人が通勤定期を購入した際に、その現物を確認して交通費を精算する
●間に事業者を介するなどして定期券を購入し、定期券現物を支給する
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のいずれかの形を取るべきだと主張していました。
けれども役所は、こういった形は採用せず、「年に1回、定期の現物確認を行います!」という案を示しました。
でも毎年、時期を決めてやっていると「その時期だけ定期を購入する!」的な対策を取る輩が出てくる可能性が残ります。
また「年一回調査!」と決めていると、年の早い時期に調査した場合、その後は定期を購入しない輩が出てくる可能性もあります。
なので当時、
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●最低、年に一回調査とし、複数回実施する年もあるようにすること
●調査時期は年によって変えること
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を約束してもらったうえで、同意しました。
そんな経緯があったので、なんで、またもや通勤手当の不正受給というような事件が起きるのかが分からなかったのですよ。
なので不可解に思い、確認してみたところ、約束は反故にされ「毎年1回、6~7月ごろに現物調査!」という運用になっていたことが分かりました。
なんじゃ、そりゃ。。。
この件、本人の自覚の問題だけでは済みません。
全職員を対象とした再調査の実施と、抜本的な対策の構築を求めざるを得ませんね。
しかし、ほんま情けない。。
ちょっと、ひどすぎます、今の西宮市役所。。。
というわけで今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。