「議会内での市民及び議員、職員の感染予防はもとより、議会からの感染拡大を防止し、もって、議会の正常な運営を確保するため」とのことで、本日、各議員に10枚のマスクが配布されたのですよ。
んで「本日午後以降、本会議・委員会ではマスクを着用するように!」とのお達しもありまして。
もちろん異論はないのですが「質問者が本会議場で、マスクをしたまま話すかどうかは本人の自由意思に任せる!」ってのは、なんかビミョーやな、と。
今のところ「飛沫感染はするけど空気感染はしない!」と言われているわけで、だったら発言者が着けないと、あまり意味がないのでは???と思ったりも。
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てな話はさておき、お陰様で昨日、代表質問終わりました。
わざわざ議場までお越しいただいた方、インターネット中継をご覧頂いた方、ラジオをお聞き頂いた方、気にかけてくださった方、全ての方に心から感謝申し上げます。
で、その上で、早速その内容のご報告など。
暫くの間、代表質問のご報告が多くなろうかと思いますが、おつきあいよろしくお願いします。
それでは早速始めます。
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【質問】
ごみ収集について「分別区分などのごみ処理体制を見直し」と言及されています。
2018年9月議会において、私はごみ収集ルートの見直し・ゴミ収集に従事する職員の勤務時間見直しによってごみ収集を大幅に効率化することが可能である旨、指摘しました。
当局も、その旨を認め、現状の是正に取り組むことを約束しました。
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(ご参照)
市政報告55号×B面右側【効率的なごみ収取のあり方について】@2018年10月発行
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こうした経緯を踏まえ、ごみ収集ルートと、ゴミ収集に従事する職員の勤務時間を見直すべきと考えますが、市の見解は如何でしょうか?
【答弁】
2018年9月議会において答弁しましたとおり、美化第1課と美化第2課の収集担当エリアの一部を入れ替えることにより、搬送距離および搬送時間の短縮が可能であると認識しているところであります。
また始業時間を早め、午前中の勤務時間を延ばすことによって午前中の搬送回数を1搬送多くすることができれば、最も業務量の多いもやすごみの収集に要する車両台数の削減に繋がると考えております。
しかしながら収集担当エリアを変更するためには、大幅な収集曜日の変更が不可欠であり、住民にとっては長年慣れている収集曜日の変更は1週間の生活リズムに影響が及び、ごみステーションの当番の調整等の問題が生じるため、慎重に検討を進める必要があります。
また勤務時間の変更につきましては職員の勤務条件の変更にあたることから、関係職員団体等との交渉を重ね、労使間での合意形成を図ることが必要不可欠であります。
なお、現在、令和8年度からの新破砕選別施設の稼働開始に向けて分別区分や収集回数等の見直し作業を行っておりますが、分別区分の見直しに伴い、収集曜日につきましても大幅に変更する必要があります。
議員が提案された内容につきましては、令和8年度の分別区分の見直し等に合わせて慎重に議論・検討を重ね、今後も引き続き、さらなる収集業務の効率化を目指してまいります。
【意見・要望】
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●「ごみ収集ルートおよびごみ収集に従事する職員の勤務時間の見直しにつきましては」「美化第1課と美化第2課の収集担当エリアの一部を入れ替えることにより、搬送距離および搬送時間の短縮が可能」
●「始業時間を早め、午前中の勤務時間を延ばすことによって午前中の搬送回数を1搬送多くすることができれば、最も業務量の多いもやすごみの収集に要する車両台数の削減に繋がる」
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とする一方で、様々な要因を挙げ「令和8年度の分別区分の見直し等に合わせて慎重に議論・検討を重ね」ていくとのご答弁でした。
しかしながら、この答弁には納得しかねます。
先般、環境局職員2名が勤務時間中に無断で職場を抜け出し、公用車を私的目的のために利用していたことが明らかになりました。
当局は今後の対応として「収集作業報告手法の見直し、組織内のヒアリング調査、職員の再教育徹底」を実施するという対応を示しました。
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(ご参考)
市兵庫・西宮市職員 ゴミ収集車を私的使用@2020.2.21付 読売テレビニュース
勿論、そうした対応は行うべきだと思います。
しかしながら、真っ先に是正すべきは、
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●午前の勤務時間帯と比べて午後の勤務時間に余裕がある
●だから中抜けしようと思えばできる時間がある
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という、現在の勤務時間が抱える根本的な問題であるはずです。
「勤務時間の変更につきましては、職員の勤務条件の変更にあたることから、関係職員団体等との交渉を重ね、労使間での合意形成を図ることが必要不可欠」とのことでしたが、このような問題を二度と起こさないため、早急に現状を見直すべきです。
こうしたことが続けば、市に対する信頼は地に落ちます。
いくら「大規模災害発生時を想定して、市の直営部隊が必要!」と言ったところで説得力はありませんし、「いっそ、すべて外部に委託してしまえばいい!」という話にもなるでしょう。
そうした自覚を持って、早急に「さらなる収集業務の効率化」に努めて頂きたい。
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てな感じです。
ちょっとスピード感が遅すぎると思うんですよね、この話。
で、せっかく環境局の取組についても高く評価していた面があったのに、なんだかなあ...と。
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【ご参考】
新年のご挨拶×自覚を持って、職務に励んでまいります!@2020年1月のブログ
というわけで、もっと早期に見直されるよう、引き続き、この問題追及していきます。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。