西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

このご時世に、教育大綱を改定する意味はありますか?せっかく手間暇かけた以上、活用されることを願うばかりですが…

2021-03-22 20:35:11 | 夢はぐくむ学びのまちを実現するために

前市長時代の2016年11月に「教育・学術及び文化の振興に関する総合的な施策について、その目標や施策の根本となる方針として」策定された西宮市教育大綱。
その改定案が、本日の総務&教育こども常任委員会の連合審査会で、示されました。
以下、その内容。
 ↓



 ↑
いや、いいこと書いてると思うんですよ。
ただ、このコロナ禍の中、ただでも「人手が足りない…」「業務状況が逼迫している…」といった声が漏れ聞こえてくる中、敢えて、こういうところに力を入れる必要があるのか???と疑問に思っているというのは、以前にも述べた通り。
大きく変わったとも思えないし、もっと言うなら「目標や施策の根本となる方針」って、たかだか4年とかで改定する必要があるのか???とも思いますし。
 ↓
【ご参考】
そりゃ大切なんでしょうよ、教育大綱も。でも、この状況で手間暇かけて見直す必要がありますか?@2020年12月のブログ

ちなみに、この改定のために、少なくとも外部委託費用358万6千円と職員の労働時間830時間がかかっています。
 ↓

 ↑
また、これ以外にも、今回の内容改定のために、多くの方が会議等で集って意見を述べ、交わしたりしています。
が、そうした時間は、上の表には含まれていません。
これらも含めると、更にかかっている人手と手間は増えますね…

ちなみに、正副議長への事前説明の機会がありましたので、「この改定によって、西宮市の教育行政の何に影響があるのか?」と、所管局長に確認したのですよ。
すると「直接的な効果はない!」と言い切った後、ものすごい「しまった…」という顔をしていたのが印象的でした。
う~ん、それって。。。

いろいろ言っていますが、内容自体をくさすつもりはありません。
ですし、せっかく手間暇かけて改定した以上、それにふさわしい影響が教育現場等に対してあることを願いたいと思います。
そうでなければ、ねえ…

とういうわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。