西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

保育所待機児童数は前年度に比べると減少。とはいえ、まだまだ出来ることはあるはずなわけで。

2021-05-19 08:40:32 | すべての人にやさしいまちを実現するために

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新型コロナ感染症に関する市内での患者発生状況、クラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年5月の記者発表@西宮市HP
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昨日、2021年4月1日時点での保育所待機児童の状況が発表されました。
というわけで今日は、その内容について。

厚生労働省の定義に基づく待機児童数は昨年度から163人減少して182人。
一方で、待機児童に含まれない児童を含めた、保育所への入所を希望したが、入所できなかった利用保留児童数は前年度から98人増えて1034人となりました。
詳細は以下の通り。
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内訳をみると、とりわけ1・2歳が厳しい状況というのは以前からの変わらぬ傾向ですね…
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こうした状況を踏まえ、私自身は0~2歳児を対象とする小規模保育施設・家庭的保育事業の募集を早急に再開するべきと考えています。
また、これを実施した場合、3~5歳児の状況も後追いする形で厳しくなると予想されるため
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●就学前児童数の減少+保育所に対する需要増加という要因のため、相対的に受入枠に余裕がある私立幼稚園が存在する
→そうした園に対して、個別に働きかけるべき
●送迎保育バス事業の充実を前提に、市街地から離れた大規模な市有地を3~5歳児専用の保育所として活用するべき
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と考えています。
また本来210名まで受入可能な、公立の芦原むつみ保育所が現在160名しか受け入れていません。
多くの保育所において定員より多い児童を受け入れる弾力運用が行われている以上、早急に本来の定員210名を受け入れるべきです。
ここらへんは以前から主張している通りですね。
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【ご参照】
全国で3番目に多い、西宮市の保育所待機児童数。その背景を説明します...@2020年9月のブログ

平成31年度から令和2年度に向けて、保育所等に入所している児童数の総数は7633人→7921人→8275人と毎年、数百人ペースで増え続けています。
これは市による待機児童対策の結果でもあり、決して、市も無為無策のままでいるわけではありません。
また令和4年4月には保育所等8園の開設により、約600人分の受入枠を確保する予定ともしています。
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とは言うものの、上にも述べたとおり、まだまだ出来ることはあるはずです。
引き続き、本市の抱える大きな課題の一つである保育所待機児童の解消に向けて、指摘・提案など続けてまいります。
それでは本日のブログは、これにて失礼いたします。


一部の保育所等においては、まだ若干の空きがあります。
以下で空き状況を確認できますので、ご参考まで。
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保育所等の空き状況について(令和3年5月10日更新)@西宮市HP

なお、こうした情報が提供されるようになったのは、私の提案によるものと自負しています。
こちらも、ご参考まで。
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【ご参照】
【提案実現】保育所ごとの待機児童数を、市HPで確認できるようになりました!@2020年1月のブログ