「青少年の健全な育成と福祉の増進を図るため」として、設置されている勤労青少年ホーム。
設置された昭和46年には、法によって設置が努力義務とされていましたが、今となっては努力規定も外されていますし、利用も低迷。
令和5年度の平均稼働率は29.5%に留まりますし、大幅な赤字が恒常化しています。
加えて、施設の老朽化も進んでいることから、修繕等のために今後10年以内に1億円を超える費用が必要となるそうです。
こうした状況を踏まえて、一昨日の民生常任委員会で
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●勤労青少年ホームの就労支援機能等は勤労会館へ移転・集約する
→貸館機能は今年度末で閉館する
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という考えが示されました。
ただ、この話、もう一歩踏み込めないのかね...と思うわけですよ。
というのも勤労青少年ホームは西側の通りとは接しておらず、南側の通りとの間にも駐車場・駐輪場があるため、有効な活用方法が見当たりません。
閉館しても、物置として使うくらいしかできないと思うんですよね。
JR西宮駅からも阪神西宮駅からも近い便利な場所だけに、それは、いかにも勿体ない。
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市の計画では「勤労青少年ホーム内に有する就労支援等関係諸室の機能を勤労会館内に移転・集約する」となっています。
が正直なところ私には、そもそも市が独自に、そうした機能を持つことの必要性自体が正直よく分かりません。
また仮に持つにしても、だったら現在の勤労青少年ホームからもほど近いJR西宮駅近くにあるハローワークと同じ建物内でやる方が、よっぽど良いと思うんですよね。
↓
そうやって機能を集約していくなら、松原体育館も含めて、現在の勤労会館周辺を整理し有効活用することや、なんなら売却することも可能になるのでは???と思いますもの。
勤労会館が持っているホール機能は、これまた近くにあるフレンテホールやアミティで代用出来る面が多々あるはず。
体育館だって、これまた近くにある総合福祉センターも含めて、なんらか考えられる面があるのでは???と思うわけで。
「金が無いなら、知恵を出せ。知恵が無いなら、汗をかけ。」ってのは、いつの世も代わらぬ真理だと思うんですよね。
お金がなくて危機的な状況にある西宮市ですもの、しっかり知恵も絞って苦境を脱するべく、取り組んでいくべきだと思っています。
そのための具体的提案等、続けてまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。
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