雨ばっかりかな...
と思っていた3連休ですが、存外、お天気には恵まれたような。
とは言うものの、今週後半も雨模様の日が多いようで、なんだかイマイチ冴えませんね。。。
さて本題、6月議会で行った一般質問のご報告です。
今日の話は、学校の校門前に詰めていらっしゃる警備員さんがやってくれているお仕事の入札についての話です。
それでは早速、始めます。
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学校園等常駐警備業務の発注方法見直しについてです。
現在、市内公立小中学校では
■■■■■
・平日午前中の校門警備
・夕方の施錠確認
・漏水箇所の発見対応
■■■■■
等の業務を事業者に委託しています。
資料②をご覧ください。
↓
↑
当該業務における過去3年間の契約金額は2017年度2億7384万円、2018年度2億8204万円、2019年度2億9808万円と、毎年3億円近い費用が発生しています。
さて業務量を測る指標として「人時数」があります。
これは一つの業務に延べ何人が何時間、従事したかを表す指標です。
資料③をご覧ください。
↓
例えば、あるお店で1日当たり、
■■■■■
・Aさんが8時間
・Bさんが6時間
・Cさんが4時間
・Dさんが4時間
■■■■■
働いている場合、このお店の1日当たりの人時数は8+6+4+4で22人時。
各人の時給が1,000円とすると、1日当たりの総人件費は22,000円となります。
それでは、この人時数で学校園等常駐警備業務について見てまいります。
もう一度、資料②をご覧ください。
↓
当該業務に従事する方々に支払われているのは「兵庫県の最低賃金871円に若干、上乗せした程度」とのことです。
当該業務の遂行に必要となった人時数は2017年度165,662人時、2018年度164,743人時、2019年度167,085人時。
仮に時給900円とした場合、必要な直接人件費は2017年度が149,096,189円、2018年度が148,268,692円、2019年度が150,376,682円。
契約金額との差額は毎年1億数千万円に上ります。
もちろん、社会保険料等のいわゆる間接人件費や募集・採用・研修等に必要な費用もあるのでしょうが、それにしても、この差は大きすぎるように感じます。
このように大きな差額が発生する背景には、小中高全ての学校の業務を一括で発注しているため、企業側が用意しなければならない人員の規模が大きくなりすぎる。
その結果、入札に参加可能な企業が限定されてしまう上、入札に参加した企業も突発事態発生等のリスクに備えるため、高価格で入札に参加せざるを得なくなっている…という問題があるように思われます。
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ちょっと大きすぎると思うんですよね、この差額...
という前段を踏まえての具体的な質疑の内容については、次回以降のブログにてご報告します。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。
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高いですよね、やっぱり。
仰る通りで、色々と無駄を省ける部分はあると思います。
こういうところの見直しは、私をご支援してくださっている方々の多くが求めていらっしゃることだと思っています。
「改革で財源を生み出」せるよう、しっかり頑張ってまいります。
コメント頂き、ありがとうございました!