西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

『いまわの際に「最後まで西宮で暮らせてよかった」と言えるまち』も重要公約の一つですよ。

2016-04-23 06:59:21 | すべての人にやさしいまちを実現するために

最新・市政報告が納品された今週は、駅立ち&ポスティングといった広報的活動の比率が高まっておりまして。
というわけで、昨日も駅立ち終了後、若干の事務仕事を終えた後「いざ、ポスティング!」と張り切って出かけたのですが、なんとわずか数軒ポスティングでリュックサック崩壊!というアクシデント発生。
ま、要するにヒモがちぎれてしまい、背負えなくなってしまっただけなんですけどね。。。
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まあ、概ね10kgの荷物がぶち込まれることとか、そもそも想定してないわ!っちゅう話なんやろうな~、これ。
そもそも一個、千円ぐらいのお買い得品やし。
てなわけで、つくづく定期的にポスティングやってると、リュックってのは消耗品やよな、と思います。
底が抜けた!とか、ヒモがちぎれた!とか、その手の話は日常茶飯事やし。

と、そんなボヤキはさておき、前回の内容を受けての代表質問のご報告の続きです。
早速どうぞ。

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【質問①】
今後、どのようにして在宅医療が可能となる地域包括ケア体制を推進していくのか?
現在の取組みと、その進捗状況は?
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【答弁①】
在宅療養に関する地域包括ケア体制の推進は、平成27年3月に策定しました介護保険事業計画に西宮版地域包括ケアシステムの構築に向けて取り組むべきことを掲げ、在宅医療・介護を一体的に提供できる体制づくりなどの取り組みを進めているところでございます。
具体的な取り組みとしましては、市が設置した在宅医療と介護の連携を推進する協議体「メディカルケアネット西宮」におきまして、介護保険事業計画で定めた5つの医療介護連携圏域それぞれで年3回の事例検討会を実施し、医師や訪問看護師など多職種の顔の見えるネットワークづくりを行っております。
また、在宅現場での多職種連携のための情報共有ツールとして、試験的に実施していた地域連携ノートを「みやっこケアノート」として本格的に実施していくこととし、個々の在宅における多職種連携を進めております。
さらに、昨年11月に開設した在宅療養相談支援センターにおきましては、圏域での多職種連携が進むよう医療介護連携に関する支援や定期的な連携会議を開催するなどの取り組みを進めているところでございます。
今後、後期高齢者人口の増加が予測されるなか、在宅療養を希望する要介護者の増加も見込まれ、往診を行う在宅医師が不足する状況も懸念されております。
市といたしましては、多職種連携を進めることで、効率的、効果的な在宅療養を可能にする環境づくりを推進していきたいと考えており、現在、実施している圏域ごとの事例検討会や「みやっこケアノート」活用研修会に多くの医師・訪問看護師の参画を促すことなどにより多職種のネットワークの輪を広げていきたいと考えております。
このように、現在、進めている西宮版地域包括ケアシステムの構築に関する取り組みをより一層広げていくことで不足が懸念される在宅医師などの課題に対応してまいりたいと考えております。

【質問②】
団塊の世代が後期高齢者となる2025年を控え、介護従事者の不足が懸念されている。
マニフェストには「深刻な問題となっている介護従事者の待遇改善を行い、人材を集める工夫をすることも必要」とあるが、市は、この問題に、どのように取り組む考えか?
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【答弁②】
介護人材の不足につきましては、全国的な課題となっており、介護を必要とする高齢者の増加が予測されるなか、その対策が必要となっております。
介護人材の確保について、一般的な対策として考えられる給料などの処遇改善につきましては、全国一律の介護報酬が定められており、市独自での対応は難しいものとなっております。
市といたしましても、介護人材を確保していく対策の必要性は認識しており、市独自で実施できる施策を検討しているところでございます。
具体的には、平成29年4月から実施いたします介護予防・日常生活支援総合事業いわゆる介護保険の新総合事業におきまして市独自の訪問型サービス「暮らしのサポーター事業」を検討しております。
この事業におきましては、市が実施するサポーター養成研修を受講いただいた方に要支援者などに対する生活援助を担っていただくことを想定しており、広く市民の方に研修を受講していただくことで人材の裾野を広げていきたいと考えております。
以上のような「人材を集める工夫」を重ねていくことで、介護従事者の不足についての課題に対応してまいりたいと考えております。
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【まとめて要望】
『「今後、後期高齢者人口の増加が予測されるなか、在宅療養を希望する要介護者の増加も見込まれ、往診を行う在宅医師が不足する状況も懸念されております。市といたしましては、多種職連携を進めることで、効率的、効果的な在宅療養を可能にする環境づくりを推進していきたいと考えて」います。』とのことでした。
一般的に、多種職連携において最も重要なのは医師と、それ以外の職種の間の連携だと言われています。
一方で現状は、ごく一部の強い興味・関心を持って下さっている医師にしか、こうした取組には参加していただけていないと聞いています。
この問題については市長自身、マニフェストにおいて
『「安心して暮らせること」は最優先の政策分野です。
 安心して暮らし、老い、最期を迎えられるまち、
 いまわの際に「最後まで西宮で暮らせてよかった」と言えるまちを目指して
 医療・福祉政策の充実を図らなければなりません。』
と記しています。

一方で市長就任後、熱心にこの問題に取り組んでおられるという話は聞きません。
自身が仰った「最優先の政策分野」に対峙するためにもより幅広く医師に参加して頂くための取組を進めて頂きたい。
また介護従事者の不足にも対応するべく努めて頂きたい。
要望します。

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てな感じです。
この問題、唯一絶対の正しい答えなんかないはずです。
一方で今後、高齢化が進んでいく中、これほど重要な問題もそうはありません。
だからこそ色々な知見を得つつ、自分にできること・関与できることを、少しずつでも提言し、前に進めていくことが出来ればな~、と思っています。
というわけで、その方向で頑張ります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


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