西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

業務の自動化によって、市役所業務は大幅に効率化できる。市は、積極的な取組を進めるべきです!

2019-11-15 15:15:03 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

本日実施の阪急甲東園駅×東側で、今タームの駅立ちは完了。
天気予報の通り、むやみと寒く感じましたが、とにかく終えることができて一安心ですね。
なんせ、今タームは雨にたたられまくりました...

そして、その後は「第51回西宮市青少年健全育成のつどい」へ。
第1部で地域の見守り活動など、様々な分野で活躍されている方々の表彰の後、第2部では「アンガ―マネジメント」についての講演が行われました。
表彰された皆様をはじめ、お集い頂いた皆様には、日頃からの地域での活動、本当にありがとうございます!

ちなみに配布資料によると、第2部で取り上げられた「アンガーマネジメント」とは「怒らないこと」ではなく、「怒る必要のあることは上手に怒ることができ、怒る必要のないことは怒らない」よう、怒りをコントロールするための手法だそうな。
なかなか参考になる内容でした。
ただ議会事務局の職員さんから、怒っているわけでもないのに「澁谷さん、最近、怒ってません?」と言われたりもする私としては、また別の問題があるような。
役所内の自分が与り知らない所でも、やたらと怖がられたり煙たがられたりしているようなのも困ったなあ...
 ↓


てな話はさておき、本題です。
今日は、先日、総務常任委員会で行ってきた視察先の中で興味深かった内容についてのご報告など。

東京都葛飾区へは、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の視察に行ってきました。
なおRPAとは「これまでは人間が行っていた定型的なデスクワークを、ロボットが代行・自動化する」こと。
自治体業務に関連する事例でいうと、
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●保育所の入所選考は、これまで多数の職員が数日間かけて行っていた...
   ↓
●ところがRPAを導入した結果、数秒で先行作業が終わるようになった!
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というものなどが、分かりやすい一例ですね。
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板橋区が保育所の入所選考にAI導入 1400時間の作業を数秒に短縮@2019/9/13付・東京新聞

この分野、全国の自治体で取組が進められていますが、葛飾区の取組は、その中でも進んでいるということで今回の視察と相成りました。
お話をお伺いした中で印象が強かったのが、
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●導入のためには一定の手間・費用が掛かることから、処理件数が多い等、導入によって大きい効果が期待できるものを対象とすることが必須
●現在の業務フロー・進め方を前提にすることなく、より効率的・効果的な業務の流れを整理した上でRPA化することが重要
●具体的作業は、エクセルでマクロを組むようなイメージであり、極端に難度が高いわけではなく、ソフトさえあれば自前での対応も十分、可能
⇒一方で、葛飾区においては「自前でやらなければならない…」ということ自体が導入に向けてのハードルとなることを避ける等の理由から、RPA化の具体的作用については全面的に外部委託する形で進めている
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といったあたりでした。

ちなみに、西宮市においてもRPAへの取組は進められています。
が、現状は各所管からの自薦によって対象事業を選択する形になっているようなんですよね。

でも、これだと必ずしも「処理件数が多い等、導入によって大きい効果が期待できる」業務が選定されるわけではありません。
なので他市の先行事例を検証し、多くの自治体で行われ、大きな効果が出ている業務を優先的に対象とするべきだと思っています。
またRPA化を進めるにあたっては、現在の業務フロー・進め方を前提にするのではなく、より効率的・効果的な業務の流れを整理した上で行うべきだということを強く感じました。
でないと、非効率的な部分が残されたままになることにもつながるわけですしね。

この分野、きちんと取り組めば、しっかりとした成果が期待できる分野だと確信しています。
しっかり調査・研究していかねばなりませんね。
そう実感するための良い機会を頂いたことに感謝したいと思います。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


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