西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

西北×ガールズバーの客引き問題に進展あり?&市営住宅に関連する諸問題が改善されることを期待します!

2021-03-05 17:15:14 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

本日で3月議会×代表&一般質問、終了。
その中で西宮北口駅×北西のガールズバー客引き問題を政新会の大石議員が取り上げられ、市から前向きな答弁がありました。
ご本人の了解も頂いたうえで、以下、引用。
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県では「客引き行為等の防止に関する条例」を平成27年に施行し、拒絶の意思を示している人に対する客引きや通行人の進路に立ちふさがるなどの行為を県内全域で禁止しています。
さらに、禁止区域を指定し、禁止区域内での違反者には、過料や氏名等の公表などの処分が課されることとなっています。
県とも協議を行いましたが、現在の本市での客引き行為の状況は、いわゆる繁華街で問題となっているような対象者を特定した強引な客引きではなく、派手な服装ではあるものの不特定多数の通行人にビラを配る行為がほとんどであり、禁止区域として指定するには至らない、との見解でした。
しかしながら、市としましても、現状につきましては、文教住宅都市として望ましいものではないと認識しております。
県条例との役割分担も踏まえながら、今後、庁内の体制整備を図り、青少年愛護や安全・安心なまちづくりといった様々な観点から、市条例の制定も含めて、有効な対策を検討し、地域や県、警察などと連携して取り組んでまいりたいと考えています。
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かなり踏み込んだ答弁であり、今後の展開に期待が持てる内容だと思います。
引き続き、市に対して働きかけると共に、今後の展開を見守っても行きたいと思います。
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【ご参照】
にしきた商店街、立つ!この動きが西宮北口×北西のガールズバー客引き抑止につながることを強く期待します!!@2020年10月のブログ

さて、これだけだと寂しいので、もひとつ別の話をば。
こちらも本日、議会で報告があった包括外部監査の結果報告についてです。

西宮市では毎年、監査委員が行う行政内部の監査とは別に、外部の公認会計士等が特定のテーマを定めて監査を行う「包括外部監査」が実施されています。
これ、ずさんな公費支出が問題になるなど、従来の監査制度が形骸化しているとの反省に立って、1997年の地方自治法改正で制度化されたものです。
専門の知見をお持ちの方がされているだけあって、例年、監査終了後に示される報告書には、興味深い内容が多いんですよね。
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付箋の数からも見て取れるとおり、今年の「市営住宅の管理運営について」の監査結果報告も充実していました。
施策全体に関わる大きな指摘は勿論、
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●空き家修繕の際に、他市では居住に支障がない状態までの修繕が求められるところが多いが、西宮市では新築物件と同水準までの修繕が求められている
●他市では、収入が高い改良住宅の住民に対して割増賃料の徴収を可能としているが、西宮市には、そうした仕組みがない
●家賃の滞納・延滞等が発生した場合、他市では督促に必要となった手数料を徴収している事例があるが、西宮市では行っていない
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等、非常に細かいところまで指摘がなされています。
こうした指摘を現状の改善につなげることが出来るよう、しっかり勉強し、改善に努めていかなければなりませんね!

個人的には、行政委員による内部監査も是非、こういう政策&具体的な問題の指摘まで踏み込んだものになってくれるといいのにな…と思うんですよね。
現状は、手続き論的な指摘に終始している感が否めないですし。
新たに就任された代表監査委員さんも、現状の改善に強い意欲を持っておられるようですし、今後の展開には大いに期待したいと思います。

というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。

※緊急事態宣言の解除に加え、市内の新規感染者の状況も落ち着いていることから、暫くの間、ブログ冒頭に据えていた記者発表へのリンクを削除しました。悪しからず、ご了解ください。※


増加する、産後鬱や虐待。気軽に相談して頂くためにも、複数の相談ツールを用意するべきです!

2021-03-01 16:44:44 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

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市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年3月の記者発表@西宮市HP
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先週金曜日から、市長の施政方針演説を踏まえて、各会派の幹事長級が会派を代表して行う代表質問が始まりました。
その中で、私の名前を挙げて、
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●維新の会西宮市議団の福井浄幹事長が、市内に2つあるごみ焼却場の統合
●公明党議員団の大原智幹事長が、ナッジの積極的導入
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を進めるべき!という趣旨の質疑を行ってくださいました。
他会派の議員さんが、自分の主張していた内容を、名前まであげていただいたうえで、肯定的に取り上げてくださるとか嬉しいやら、面映ゆいやら。
本当にありがたいことです。
よい施策については、会派にかかわりなく、力を合わせて、しっかり前に進めていけるといいですよね(^^)v
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【ご参照】
決裂するべくして決裂した、芦屋市とのごみ処理場統合話。次に考えるべきは、市内に2つあるごみ焼却施設を1つにまとめることです!@2021年1月のブログ
お金をかけなくても効果が期待できる「ナッジ」。こうした情報を積極的に入手し、活用するべきです。@2019年11月のブログ

さて本題、今日は少し前に健康常任委員会で報告された話に関連して思ったことなど。
内容は、母子健康手帳交付時の妊婦全員面接についてです。

昨今、産後鬱や、子供への虐待が社会問題として取り上げられることが多くなっています。
こうした状況を改善するためには、妊婦の気持ちに寄り添い、必要があれば妊娠中・産後に向けた個別の支援計画を立てるなど、妊娠早期から、行政が妊婦に寄り添って支援することが重要と言われています。
こうした状況を踏まえ、市は
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●母子健康手帳交付時に、保健師等がより多くの妊婦に直接、接することができるようにしたい…
→そのため、母子健康手帳の交付を行う場所を保健師が常駐している窓口に集約!
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という取組を進めてきました。
こうした方向性の下、過去にはアクタ西宮ステーションや支所・サービスセンター分室でも母子健康手帳を交付していたのを、令和3年度からは各保健福祉センター及び市役所本庁舎に集約。
妊婦全員を対象に、保健師による面接を実施することを目指すとしています。
これ、良い取り組みだと思います。
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※やむを得ず来所できない場合は、郵送による申請受付やオンライン相談等を行います。

ただ、もう一歩踏み込むことができれば、もっと良いと思うんですよね。
というのも、全員面接を行う背景には
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●何か問題があれば、深刻化する前に、早目に連絡を入れてほしい
→そうした連絡を入れやすくするためにも、最初期の段階で保健師と直接接触する機会を設けたい
→それを機に、何かあったときには気軽に連絡してもらえるようにしたい
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という思いがあるとのこと。
一方で、現状、面接の際に「何かあった時に!」ということで伝えている連絡先って、電話番号だけだそうな。
でも、とりわけ若い世代の方にとって、最初の連絡手段が電話だけというのはすごくハードルが高いのでは???と思うんですよね。
それこそメールであったり、ラインであったりといった、より気軽に連絡が取りやすいツールがあった方がいいのでは???と思うわけで。
というわけで、この内容、担当には提案しています。

子育て世代への支援、本当に重要だと思っています。
そして大きなことだけでなく、細かいところでも、寄り添うことのできる形は様々あるはずだと考えています。
そうした点についても提案等していけるよう努めてまいります!
それでは今日のブログは、これにて失礼します。