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☆フリートーク
命理学で考える「丸裸」とは、何もかも読めるので隠しても無駄という意味です。命理を学ぶもの同士で気軽に自分の八字を教え合うことってよくあります。私なども以前から、オープンにしています。HPにも掲載していますし・・・
以前、陽先生がそれを聞いて、「えっ?」と耳を疑うようなリアクションをされたので、反って、私のほうが「えっ?良くないこと?」と思ってしまったことがあります。
ここ、最近になって、思い直したことがあります。仲間内でも、なかなか自分の八字を隠して言わない人がいるんですが、それを不思議に思っていました。
でも、すごく納得できるようになってきました。言わない理由というか、言いたくないのは「丸裸」にされるのがいやなのだということを、身に沁みて思いました。やはり、触れられたくない部分が自分でわかっている=言いたくない!!というのが公式だと思います。ホントに言う必要もないし、言うべきではないと思います。公表した以上は何を言われるのも覚悟が必要だと思います。
これ、ホント!!
前置きが長くなりました。
命理学でわかることってどんなことがあるか!!二通りあります。
① 一つは干支でみていくのですが、人の肉体的なことです。身体的な特徴や病気の傾向など。容姿もそうです。
例えば、甲が強くて喜ならば、背が高い傾向であるとか、また甲が忌の干であれば、木の部位の病を推したりします。丙が強ければ、結構、華美を好んだり、性格的にも饒舌とか・・・となります。病なら、血脈系を推したり・・・です。
また、メンタル面もかなり計ることができます。それはかなりの腕が必要ではありますが・・・・性情的な傾向、セクシャル面などからその人の行動や思考の傾向がわかります。さらには精神状態なども計ることになります。かなり奥深いところまで探っていくことになるでしょう。まだまだ私の手には負えませんが、四柱推命はそれも可能です。
例えば、金水寒冷の八字で、比劫、食傷と金水の2行に片寄る場合などは、丙火の暖照によって生気も欲しいですし、何よりも水から木への流が滞らないこと。これもメンタルには重要です。木の部位に関わりますから、情愛のバランスを欠けば、優しさに欠けたり、また良好であれば、非常に情の深い人柄と読めたりします。非常に難しいとは感じますが、慣れれば、わかるようになるのではと、日々、精進です。
② 二つめが対社会的な事象です。これは通変星によって計りますから、四柱推命のお得意とするところですね。また人間関係も六親という通変がありますから、至って簡単に初歩の人でもわかります。却って、四柱推命というのは対社会のみをみる推命だと勘違いしている人もいらっしゃるでしょう。対社会というのは特に官殺については、どなたもわかっていらっしゃいますね。ここで必要以上に言うこともないと思います。人間関係もそうです。印多は父母縁の事象をみたりしますね。財多身弱であれば・・・とか。初歩だと思います。まずは、ここから四柱推命のお勉強に入って、さらに①で述べたようなことを見ていくとさらに四柱推命も深まるということのようです。
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