四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(壬日干午月火旺生まれ)

2021年07月03日 15時40分36秒 | 命理

☆シェットランドレースのマフラー、大阪のS木女史が編んでくださいました。今からの冷房除けに重宝しそうです♪

☆命理
 こんばんは!
さて、本日は壬子日。
辛丑
甲午
壬子
辛丑  としましょう。
 
 日干壬水は午月火旺の丙分野に生まれた偏財格の命です。火旺の壬水は囚令で弱く金の水源に亥子の根も欲しいでしょう。そんな観点からは本日命の壬は子と丑中癸に根があり、辛金の水源もあります。辛も丑中の己土に湿土生金されてますので死金とはいえ位置的には傷まず良い配合です。この時期の土は強いですが本命の配合では時支丑は化殺されて日干側に流れます。

 日干壬が任じるのは月干支の「甲午」です。これは八字の中では最強の干支ですがさて、本日命ではどうでしょうか?甲は燥湿は炎上することなく壬と地支の癸水の滋木もあって良好です。午はどうか!これは子午冲剋戦して弱化し、同時に丑中の己土に納火されます。午はかなりの減力です。

 ところが八字は水火剋戦しそうな気配は薄れます。月干の甲が効を奏しますのできれいに水⇒木⇒火と食傷生財の形を成します。甲は位相を底上げします。日干強弱に関係なくきれいな流です。
 では日干の強弱はと言いますと甲があるので洩れて弱化します。しかたがありません。日干強弱は本日命、非常に微妙です。
不強不弱です。白黒つけても意味がないということです。八字がよくできているので仮に日干強めの判断で喜は木火、忌を金水としても金水年に悪いことなどおきません。もっと金水があっても問題はないでしょう。しかし大運と流年で金水が重なるとこれは強すぎるかというところです。微妙というのはそういうことです。逆に木火は喜としても運歳で木旺や火旺は転弱の憂き目をみます。

 こんな八字って結構あります。有名人で思い付くのは大谷翔平さんがいます。
1994年7月5日 夜9時過ぎ 岩手県 
甲戌
庚午
壬辰
辛亥

大運:01辛未 11壬申 21癸酉 31甲戌 41乙亥 51丙子 61丁丑・・・

☆以前の記事はこちらです。
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