四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(己日干未月火旺生まれ)

2021年07月10日 19時59分28秒 | 命理

☆ハル君、自分のお誕生日みたいな顔して座ってます(笑)


☆YORI、夏らしく散髪!さっぱりしました。


☆HISANO、こんな格好してスーパーにお買い物に行ったんですと!!みんなにジロジロ見られたそうです(;^_^A

☆命理
 こんばんは!!未月に入って3日目。未火旺の火勢は退気です。そろそろ土旺の準備になりますでしょうか!!土勢は一気に上がります。火燥土です。土が忌の八字大運のケースでは体調の変化、病気の人は病変に注意かと感じます。今夏、土用入りは7月19日午後7時59分です。今年は辛丑年ですので今夏、辛金は少し埋もれます。身体は五行のバランスですから日干のみの喜忌を看ていたら体調は狂います。仮に火土で土が強まっている場合に金は埋もれていきます。遁甲などは日干を中心に看ていることが多いですが、体調を整えるのは日干の扶抑で取ったのでは間違うのではないでしょうか!!調候による身体の寒暖燥湿、かつ五気が周流して初めて臓器の「正気」が働くというものです。

今、命理を研究している私の興味は体の中に向いています。ですから蔵干の余気も見逃したくありません。
 
本日は己未です。蔵干に特に視点を当ててみましょう。

辛丑
乙未(火)
己未
甲戌  

 日干己土は未月火旺に生まれた偏印格の命です。この時期、土勢は一気に上がりますし、八字の地支は土が団結です。その上に未中の丁火は旺令の火ですので土の燥土化は激しいことがわかります。丙火でないのが救いですが天干の乙も甲も火源となって忌の作用が目立ちます。
 一方で日干は強であることは間違いないですので甲木の疏土開墾は好ましい形です。時干の甲はそういった意味では喜であると言えます。しかし滋木する癸水はなく寅卯の根もないですから八字内では完璧な疏土の喜ではありません。生火はわずかでしょう。しかし月干の乙木は生火して未中の己土は剋せません。
 またこの時期には壬水の調候ないと火燥土では生成発展の理は見えず偏枯した印象となっていることも感じてほしい八字です。年支の丑、時支の戌の湿感では追いつきません。丑中癸水は火にあたり干上がります。戌中辛金は埋金の上に火に剋された死金です。

 本日命、喜忌は簡単です。
日干強
偏印格
用神 やむなく甲
喜神 金水
忌神 火土
閑神 木
調候 壬なし

 本日命の忌は地支にあります。己土の金多金光と言われますように調候を得て湿土生金し、しっかりとした辛金に流通させたいのですが原局の配合では無理です。仮に順行運で金旺に入っても調候のない八字ですから流通は滞りますので金旺と言ってもさほど喜は発生しません。おまけに天干に丙が乗る丙申運が来るわけですから甲を化殺して木の忌象が目に付きます。

 この八字、生まれたばかりの赤ちゃんであれば是非とも愛情豊かな環境で育ててほしいと感じます。腸内環境には不備がある可能性が高いでしょう。自己の発現が難しく脳の発育にも陰りが出やすいのです。母乳で育てることが好ましく、幼いころは母親との愛着が十分に育まれることが大事です。単純に順行運で喜神運を行くと思っては期待が外れるケースです。
 
 本日命、喜の干で用神としたい金の五行がこれほど傷んでいたのでは・・・・と思う八字でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする