四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(庚日干未月土旺生まれ)

2021年07月31日 21時14分54秒 | 命理

☆YORIとHISANO!!先週の連休の一コマです。写メの名所「秩父ガ浜」のようです。もう今はコロナ感染拡大で行けそうにないですから、行っておいてよかったかも!!

☆HISAちゃん、大きなお乳をつけてもらってます。ママがしてくれたみたいです笑

☆命理
こんばんは!!
猛暑の到来ですね。忙しそうなセミの声に私たち老夫婦の会話は聞こえにくく、「えっ、何て言った?」と聞いても知らん顔です。セミがうるさくてテレビの音も聞こえにくいので大きくしてますから余計に聞こえないんです。で、朝ドラの時間帯は窓を閉めて冷房を入れるのが正解です。静かなんです(笑)。と、何となくですがお互いに耳が悪いのかと思います。老人性の難聴も間近だと感じる蝉しぐれの朝です。

 さて、本日は庚辰日です。
辛丑
乙未(土)
庚辰
壬午 としましょう。

 日干庚金は未月土旺に生まれた印綬格の命です。最近の本日命でも庚日はあったのですが10日は経ちますでしょう。かなり金勢は上がっています。火旺から土旺に移行したばかりの金とは違います。三伏生寒と言われますようにこの時期、地の気には冷気が潜みつつあります。夜露に濡れた草木の下で地面は日中の熱を冷やしつつ、秋の虫たちを育んでいるのです。確実に季節は移行しています。そんな想像をするだけでも季節感を楽しめるものです。静かな夜を想像して空を見るとお月さまもきっと秋の準備をしていることでしょう。
 そんな本日命の庚金、申酉の根はありませんが進気です。灼熱の未燥土は丑と冲することで冷気をもらいます。未月土旺の土は壬水にあたることで湿土化し、生金を期待できるというのがこの月の良いところです。八字の時干の壬は死令で弱いですし、位置も悪いので八字全体には作用しませんが庚日干を潤し、座下の午官殺も制殺し、辰中戊土は湿の気を帯びて生金の喜です。土は旺令なので土多は好ましくないですが天透しないのは救いです。
 とはいえ、弱金の庚日干は乙財と干合して財に任じなくてはなりません。わずかに地支でも辰中乙木は午火と相生で炎上するでもなく壬の水気に当たることで燥湿バランスをとります。日干庚金に剛気さは表に出ず、柔ですが脆くはありません。そんな感覚で八字の喜忌を取りますと・・・
日干 弱
格 印綬格
用神 壬
喜神 湿土金
忌神 木火
閑神 燥土 水
調候 壬

 八字は金水木と食傷生財の流は不備です。弱くとも天地に透る乙木財に任じます。弱い庚金との金木剋は発生しますから辰支の繊細さは本命を慎重にし、保守的な庚金となります。しかしながら時干支に壬午ですから時には男気のある気前の良さも発揮するのではないかとも感じます。やはりここは干支の陰陽を使い分けての性情の表出となるでしょう。
コメント
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