青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

外面ばかり

2008年12月07日 | 人生設計

我々の眼は、外向きになってる。外部しか、見えない。見る対象に対しても、外面しか見てない。
この見る対象に対して尤も困った事は、自分の内面を置き去りにして対面して、見ている事にある。

私達は、この世に生まれて生きていくからには、「独立心と自立心」を持たなければならない。その一方、自分だけが生きているのでもなく、また他のものによって「生かされている」存在でもある。その事によって「他との関り」の中で、生きていくことを知らなければならない。
「他との関り」を知るならば、自分の内面を良く見て、「他への思いやり」を働きかけていかなければならなくなる。

この「他との関り」を知り「他への思いやり」を思う時、私達は「愛を持ち、礼儀を持ち、感謝を持ち、正義を持ち、勇気を持ち、希望を持つ」。
しかし我々がやり、気にしていることは、外面ばかりである。

今日「国際化、グローバル化」が叫ばれ、外面ばかり気にして内需拡大を続けている内に経済金融危機に襲われ、外需不況になり、内需も寂れるばかりか地方も疲弊していく。内需という「内面」を疎かにしていて、外面ばかり飾ろうとしてことにある。
こういうことから「自動車レース」から、「F1シリーズ」も撤退を余儀なくされた。他の国でも、自動車メーカーの首脳用の専用航空機や運転手つき高級車だけでなく、年俸も削減されることになった。

こういうことも出来る。
首相が「読み違え」をするのも、外面だけを際立たせようとしているだけで、「内面」はお座なりな面をさらけ出している。これは国語、母国語を、「国際化、グローバル化」とか言って外面の外来語に重きを置き、本来の母国語を粗末にしている事による。
食べたい物を食べて、生活習慣病になったり、金儲けに走って、食品偽装や贈収賄や、挙句の果てに犯罪に走る。
自らの内面を見詰めて、「他との関りと他への思いやり」を持てば良かったのに・・・・

自分の程を知り、内面を知る人は、「美しい」。
どんなに「虐げ」られ「誹謗」され、「中傷、いじめ、差別」に合っていようとも、それに耐えていくならば、青い鳥は貴方方を「勇気ある強い人」と讃えます。

コメント
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