青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

矛先

2008年12月08日 | 人生設計
今は「民主主義」の時代だから、「自由人権」がまかり通っている。「自由な思い」に「自由な行動」に「自由な表現」が許される。
しかしこの「自由人権」というものには、裏を返せば、計り知れない弊害をもたらしいてる。

私達が「言った、した、行った」という事には、その事に関する責任がついて廻る。しかし一般には、こうしたことには無責任になっている。その為にこの「言った、した、行なった」事に対する反応は、良い形で現れるよりも、悪い形で現れる事が多く、それもその矛先が、何処へ向けられるか、判らないという怖さがある。

ちょっとした「言った、した、行った」ことが相手を傷つけてしまい、それが元で秋葉原殺傷事件のようなものや、幼女殺害事件などになる。これらの元は、別にはいい年をした女性が、美少女のような服装とか下着姿をしるのをテレビの画面に映し出すものだから、その矛先が無関係もない人々に向けられたものともいえる。
旧厚生省事務次官連続殺傷事件にも、そういうことが出来るし、今は無理なリストラや内定取り消し、派遣労働者解雇とか言うような事をしていると、その矛先は上司ばかりか無関係の人々に及ぶ危険性がある。
首相や閣僚などの言動や行動も、こうした危険性を、今日ははらむ社会になっている。

私達は人として生きていくなら、「人との関りの中に、礼儀 愛 思いやり 感謝 正義 勇気(忍耐)」を持って、自分自身を大切に可愛がっていかなければならない。
今の私達は、自分を粗末にしている。疎んじている。虐げている。
自分を本当に人間として一番認め、そして誰よりも一番愛するならば、「他の人を思いやった」事を「言って、して、行って」挙げるがよいのである。

そうすれば、自分に向かうかも知れず、多くの人に向かうかもしれない「矛先」は止む。

<o:p>/FONT></o:p>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする