青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

小学低学年の授業

2011年05月06日 | 短歌に政治や社会
海底の土から高濃度の放射性物質 福島第一原発の港湾内(朝日新聞) - goo ニュース

みなさん、これからお勉強しましょうね。
皆さんはいつも、お家でも学校でも電気を使っていますね。この電気は、発電所で発電されています。
発電所には「水力、火力、風力、太陽光、ガスタービン」で発電するのほかに、今度の東日本大震災で問題になった「原子力発電」があります。

さて今日のお勉強の大事なところですが、電気を作り発電するこうした発電所は、建設してから使いきるまでには、精々四、五十年しか使う事ができません。古くなって故障しがちになってしまうからです。
古くなったら取り壊してしまう事になる訳ですが、この中で「原子力発電所」だけが、そう簡単に取り壊すことができません。どうしてかというと、原子力発電所全体が放射能に汚染されているからです。
この放射能汚染を、きれいにしてしまうには、およそ二百年かかるて言われています。
この二百年の間、原子力発電所があった処には、人も動物も住まれない事になります。
たった五十年ほど、私たちの生活のために発電したためとはいえ、その後の二百年ほども住めないところになる。そればかりか、この二百年の間には、汚染されている放射能の管理や漏れないようになどとする多くの人々が働かなければならない訳で、沢山の資金が要ります。

「水力、火力、風力、太陽光、ガスタービン」などの発電所は、古くなったなら一月ほどで更地にでき、人や動物も住まれますが、原子力発電所はそうはいきません。
原子力発電所って、本当に役に立っているのでしょうか。

首相や閣僚、官僚や議員、学者さんや地方自治体の皆さんと共に、お勉強して下さい。
コメント
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