青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

不適切処理による

2011年05月21日 | 短歌に政治や社会
破綻回避へ、くすぶる免責論 神様の仕業?、法解釈割れる(産経新聞) - goo ニュース

「異常に巨大な天災地変」に見舞われたにしろ、そのための対処、処理が適切でなかったことで被害が拡大している。
それを地震や津波のせいにして、債権処理を免責しようというのは、責任逃れさせようとさせる。
これではまるで、東電の肩を持っているようなものだ。
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堅固ではない

2011年05月21日 | 短歌に政治や社会
今日の家で取っている地方紙の新聞には、「東日本大震災によって当県は10センチ移動した」という記事が載っている。
「電子測位システムによる電子基準点」を測定して分かったという事である。

当県には、原子力発電所に加え、高速増殖炉など13器がある。
これらの原電が、東日本大震災によって簡単に10センチも移動したことになる。
だが簡単に、無傷で移動し得ただろうか。

原子力発電所は、精密機械や電子器具の塊と言ってよい。
それが巨大な振動に加え、建造物と共に移動した際に、少しの損傷も受けずに居たとは思われない。
むしろ、ほんのわずかにしろ、何らかの傷や損傷や歪みを受けたとみなすべきだろう。このわずかな傷や損傷や歪みが、「蟻の穴から堤が崩れる」ように、この先甚大な事故へと繋がることを覚悟しなければならない。

この世に、堅固なものは、無いのである。
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