短歌 356.

★　それぞれの　人が生き行く　人様に
　　　　　　人が生き行く　人様ぞあり　　2012/2/22

人として生まれて生きて行くなら、それがどのような環境からでも、またどのような環境に生きていかなければならなくとも、その環境に生まれたまま、そしてその環境に生きて行かないままに生きるのが、人様の生き方になる。
ただし、その人様に生きて行くという事は、人間社会にだけ生きて行けばいいというものではなく、人間社会に何らかの足跡を残すと言ったものではない。人間が人間として生きるという生き様とは、我々生命の母なる自然に思いをかけることにある。