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ニッポンのゆる~い日常

教職員組合の政党支援に刑事罰適用を 「中確法」改正案を提出

2010-06-15 17:46:25 | 日本
教職員組合の政党支援に刑事罰適用を 「中確法」改正案を提出


http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100615/stt1006151358006-n1.htm



自民党、みんなの党、たちあがれ日本は15日、小中学校の教職員の政治的中立を義務づける「教育の政治的中立の確保に関する臨時措置法」(中確法)の強化を盛り込んだ同法改正案を参院に提出した。北海道教職員組合の民主党議員陣営に対する違法献金事件などで問題化している教師の政治活動に対して、刑事罰を科せるようにすることなどが目的。

 同法は、小中学校の教職員団体を利用して特定の政党を支援することを禁じており、1年以下の懲役か罰金3万円の罰則も定められているが、適用されたケースはほとんどない。改正案では、罰則が適用しやすいように、教育委員会などに違反について調査権を認めるほか、罰金を3万円から30万円に引き上げる。

 改正案は、通常国会が16日閉会になるため、廃案になる見通し。ただ、自民党の義家弘介参院議員は「廃案になっても、また提出する。教職員組合の教師が偏向した授業を行い、特定の政党への応援を続けることをこのまま見逃し続けてはいけない」と強調している。

2010.6.15 13:57





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科学予算削減の民主、はやぶさ絶賛は「現金過ぎ」

2010-06-15 17:44:22 | 民主党
科学予算削減の民主、はやぶさ絶賛は「現金過ぎ」


http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100614-OYT1T00947.htm?from=main1


「世界に冠たる快挙」なのに予算は減額?


 宇宙航空研究開発機構の小惑星探査機「はやぶさ」の帰還に、菅内閣からは14日、冒頭の仙谷官房長官の発言をはじめ絶賛が相次いだが、科学技術予算を削り込んできた民主党政権の“現金さ”にあきれる声も出ている。

 菅首相は同機構の川口淳一郎教授に電話し、「日本の技術水準の高さを世界に強くアピールした」と称賛。宇宙開発担当の前原国土交通相も「宇宙開発史に画期的な1ページを加えた」との談話を発表した。

 しかし、後継機の開発費は、麻生政権の2010年度予算概算要求時の17億円が、鳩山政権の概算要求やり直しで5000万円に、さらに「事業仕分け」を経て3000万円まで削られた経緯がある。福山哲郎官房副長官は記者会見でこの点を問われ、「今回の成功を受け、11年度予算は検討したい」と述べた。

(2010年6月14日20時12分 読売新聞)






はやぶさ後継機仕分け、枝野氏「工夫求めただけ」


http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100614-OYT1T01006.htm


民主党の枝野幹事長は14日の記者会見で、昨年11月の事業仕分けの際、小惑星探査機「はやぶさ」後継機開発などの衛星関連予算を「1割削減」と判定したことについて、開発の必要性は否定しなかったと釈明した。


 枝野氏は当時、仕分け人の統括役を務めていた。

 枝野氏は「もう少し工夫すれば、少ないお金で同じ効果を上げられるのではないかという議論だった」と強調。今後については「成果につながることを続けることは、決して否定していない」と述べた。

(2010年6月14日22時51分 読売新聞)





蓮舫行刷相 はやぶさ帰還を絶賛 「仕分け結果、何が何でもではない」


http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100615/plc1006151230011-n1.htm


蓮舫行政刷新担当相は15日午前の記者会見で、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還を「偉業は国民全員が誇るべきものだ。世界に向かって大きな発信をした」と高く評価した。

 また、昨年11月の事業仕分けで、後継機開発など衛星関連予算を削減と判定した仕分け結果について「宇宙開発は私は直接担当しておらず、今一度流れを確認している」と釈明。「仕分け結果を何が何でも守るべきだということではない。国民のさまざまな声やご判断は次期予算編成に当然反映されるべきだ」と語った。

2010.6.15 12:24










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民主党が認められたわけではない

2010-06-15 17:39:53 | 民主党
文質彬彬(上)民主党が認められたわけではない


http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100615/stt1006150257003-n1.htm



20%を切った鳩山内閣から一転、60%を超す支持率にV字回復した新生、菅内閣。菅直人首相は「責任を痛感し、最大の責務は国民の信頼回復」と訴えるが、「表紙を替えただけ」との声も聞こえる。かつて細川政権を支え、小泉純一郎首相の「辛口応援団」を自称した政界の“良心”も「自民党が老朽住宅なら民主党は仮設住宅。民主党に100%政権担当能力があると、まだまだ認められたわけではない」とやや手厳しい。(文・押田雅治)

                   ◇

 --「小沢隠しに鳩山逃し」と揶揄(やゆ)されながらも、高い数字になった

 田中 “こんなことをいつまでもしてたら、また自民党に戻ってしまう”という国民の焦りと反動でしょう。

 --菅さんで信頼回復?

 田中 まだわかりませんよ。つまり昨年の政権交代は自民がダメだから民主、そして今回は鳩山(由紀夫)さんがダメだから菅さん、という流れだけの話。いくら菅内閣の支持率が60%を超えたといっても、民主党の支持率は30%。まだまだ不安、警戒感があります。

 --今回の背景、原因は

 田中 簡単な話です。せっかく自民党から政権を奪っても“勝てば官軍、何でもできる”的な小沢(一郎)さんと、「命」など誰も反論できないような言葉を軽々しく使う鳩山さんに、国民が恐れ、呆(あき)れて引導を渡したということでしょう。

政治とカネの問題で、与党の幹事長でありながら「検察と戦う」という小沢さんに「どうぞ戦ってください」という鳩山さん。検察が常に正しいわけではないが、検察が政権与党に左右されたら、それこそ民主主義はおしまいでしょう。

 --鳩山内閣は細川政権と同じ8カ月で終わった

 田中 細川政権は誕生寸前まで犬猿の仲の寄せ集めで、しかも8党連立政権のうえ、年内の政治改革を果たせれば目的達成の特命政権でしょう。今回は3党連立といっても民主党が圧倒的な力をもっているわけだから単純比較はできない。

 ただ、非自民でまとまっていただけに、自民が退陣した後は、目的を失ってしまったというところは、今の民主党と重なる部分がありますね。

 --目的とは?

 田中 旗印ですよ。細川さんは“お殿様”だからおもしろいことを言っていてね。天下分け目の関ケ原でも、旗指物(はたさしもの)ばかりだと、まとまりがつかない。やはりしっかりした旗、求心力がないとダメ。様子見や裏切りなどでバラバラになってしまうと。政治も同じ。現状が求心力か遠心力か、よく見極めなければ。選挙で大勝したからといって暴走を許したら大変なことになる。

 --菅、仙谷由人、枝野幸男の3氏による三頭体制を、「最強の布陣。だが、新たな暗雲が生じ始めている」と話す理由は?

 田中 沖縄の普天間問題で社民党が離脱し、今度は郵政改革法案をめぐり、国民新党の亀井静香郵政改革・金融相の辞任劇でしょう。しかし、民主党と国民新党の連立は維持されるというんだから。参院選がどうなるのか。

 --まして小沢さんが「静かに」しているかどうか

 田中 そう。彼はもともと、選挙結果を絶対視する人ですからね。でも勝てば何をしてもいいわけではない。小沢氏や民主党は“議会制民主主義”や“政治主導”の名目で、国政を意のままに動かそうとしているように見えましたから。

とくに宮内庁に対し、天皇陛下と中国要人との会見を無理強いしたことなど、天皇の政治利用といわれても仕方ない。

 “小沢チルドレン”を従え、大挙して中国を表敬訪問した、あの“小沢訪中団”もイヤでしたね。日本の政治の信用が目減りしますよ。

 --小沢さんを評価したことも

 田中 そう。確かに彼には問題が多い。猜疑心(さいぎしん)が強く、人間不信。ところが意外かもしれませんが、彼は約束は守る、自ら人を裏切らない、しかも人のいやがる難しいことを決断するなど、政治家として必要な資質も持っているということをしゃべったんです。

 --やはり、まだまだどうなるか分からない

 田中 そう。ただはっきりしているのは昨年民主党に投票した人も、これから投票しようとしている人にしても、民主党のマニフェストにすべて賛成したわけではないし、すべてを白紙委任したわけではないということですよ。

 文質彬彬…外見と内実がほどよく調和していること。『論語』

                   ◇

【プロフィル】田中秀征

 たなか・しゅうせい 昭和15(1940)年9月、長野県生まれ。69歳。同県立長野高、東京大学文学部、北海道大学法学部卒業。元衆院議員。平成5年、自民党を離党し、新党さきがけの旗揚げに参加。同党代表代行、首相特別補佐。第1次橋本内閣で経済企画庁長官など歴任。現在は福山大学客員教授。新聞、テレビや、主宰する民権塾などで評論活動。主な著書に『日本の連立政治』『民権と官権』など多数。

2010.6.15 02:56






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