本釣亭日乗2

2022.7.22にt-cupブログの閉鎖に伴い2011.4月からの記事をこちらに引っ越してきました。

10月の読書メーターから

2012-11-14 00:58:00 | 


「年賀はがきが本日発売!」の新聞広告を見ると「ああ、今年も残りが少なくなってきたのか・・・。」と改めて感じます。



待望のスミイカ、シーズンインし、連日の好釣の知らせにそわそわしますが、あいにく今期まだ行けてません。


何せ毎日就寝時刻がAM4時~5時頃。一日船だと連休2日目じゃないとキツイ・・・。




ようやっと明日(正確には本日。)釣行予定していました。


しかし、突然、昼に学校から電話が掛かってきました・・・。




1、深夜

2、早朝

3、突然学校から



この三つの電話には常にやな予感が・・・。Σ(゚д゚lll)




案の定、ウチの小学生が学校でケガしたと。




カミさんが迎えに行ってそのまま病院へ。














すっかり遅くなって帰宅。




幸い大事には至らなかったものの、なかなかのケガ。


当然のごとく明日の釣行はしばし延期の無言の圧力・・・。






きっと明日乗船の方は爆釣間違いなし!でしょう・・・。

予め小さな声でつぶやいておきます。「グヤジィ~!!」









ネタの谷間ってわけではないんですが、10月の読書の記録を残しておきます・・・。

(スミマセン、残しておかないと消えてしまう作りなので・・・。生憎10月はあまり読めませんでした・・・。)








2012年10月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1331ページ
ナイス数:46ナイス






優しいサヨクのための嬉遊曲優しいサヨクのための嬉遊曲感想


この218頁のが今回読んだ福武書店版だな。手に入れて永らく積んどいたのは作者のイメージが壊れたらやだな・・・と、いった思いから。先日、読売新聞の神奈川版、「わが母校」(?)という欄に作者登場し、母校の県立●●高校を大変好ましい所として書いておられた。これを機会に少し躊躇しながら読んでみると・・・そこには正に当時の●●高校の世界が。そして処女作にはやはり作家の全てのエッセンスが含まれていました!漱石三部作張りに名前を変えた「千鳥姫彦」が後年活躍します。
読了日:10月31日 著者:島田 雅彦





孫が読む漱石 (新潮文庫)孫が読む漱石 (新潮文庫)感想


小学生の時にオヤジに「猫」を買い与えられて挫折。それ以来長年漱石を読了したことが無かった・・・。が、数年前、ふとしたことから「こころ」を読み、登場人物の思考についていけなかったのは記憶に新しいところ。この本を読み、なぜそうだったのかがよく分かった。漫画批評家、コラムニストである著者が漱石と今の人々の思考の橋渡しをしてくれます。(意味を求めちゃいけないんですね~。)貴重な写真の数々も必見。
読了日:10月28日 著者:夏目 房之介





生きているのはひまつぶし (光文社文庫)生きているのはひまつぶし (光文社文庫)感想


あら、私的には(普通は言えない)本当のことを言っているな~、と思ったんですが、共感できる人、できない人、かなり両極端に意見が分かれているようです。これぞ深沢七郎の思うつぼ!? とにかく、気持ち良いほど物事をバッサリ一刀の下両断しています・・・。北野武はまだまだヒヨッコと思えてしまうほどに・・・。
読了日:10月22日 著者:深沢 七郎





評伝 黒澤明 (ちくま文庫)評伝 黒澤明 (ちくま文庫)感想


ちくま文庫はいつも気になる本を文庫化していてくれたりするんですよね。これもそう。積ん読になっていたが、先日、著者の訃報が新聞紙面に掲載されて読み始めました。いわば巨匠の弟分として同時代を生きた著者ならではの決して平坦ではなかった道程とそんなことがあったのか!ということのてんこ盛り。山本周五郎作品と黒澤監督、著者、の間にこんなことが・・・!最終頁の「クロさんの絶筆」が泣かせます。
読了日:10月18日 著者:堀川 弘通





一日江戸人 (新潮文庫)一日江戸人 (新潮文庫)感想


積ん読から満を持しての読了。と、言っても素敵なイラスト多数でサラっと読めちゃいます。「江戸」という特異な都市に暮らす当時の人々の風俗が楽しく想像出来ます。歌舞伎・遊郭と並んで「三大娯楽」と言われた「相撲」の危険な楽しさは現在の大相撲とは異色のものだったようですね。「江戸の屋台」も秀逸。ひなこ先生の著作もちょびちょび読んでいかないともったいないんですけど、読み始めちゃうとなかなかそうはいきませんや。
読了日:10月5日 著者:杉浦 日向子






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