去年のG.W.明けから始めた「読書メーター」。
いろいろな事柄との出会いを求めて、立てた目標が「年間100冊読了」。
これはざっくり目に言うと3~4日に一冊のペースで読まないと達成できません。
本の内容にもよりますが、メインの晩酌&風呂読書では日速100ページがいいところ。
厚めの本や難解な本だと少し厳しいペースです・・・。
現在、読了登録96冊なんですが、読書メーターのシステム不具合(?)で登録できなかった本が何冊かあるのでギリギリ達成するかどうか、といった様子です。
(あと、とても登録するに忍びない本もあったりして!?・・・それはヒミツ。)
ひとまず、登録漏れのチエックをして果たして達成するのかどうか。。。次回の読書メーター報告では結果が出ているはずです。
それでは、とりあえず4月の読書の記録は以下のとおりです。
2013年4月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1775ページ
ナイス数:25ナイス
ひる麺100―ささ~っと作ってお昼に食べたいかんたん麺+おかず1 (別冊すてきな奥さん)の感想
料理本は常に、まずはヴィジュアルから入ります。表紙をめくると・・・そこには超・どアップのグラグラ煮え立つうどんの写真。更に中の方には流水に踊る素麺、タラーリと蠱惑的な脂が光る。東京料理写真の木村拓さんの手による写真が何より作りたい、食べてみたい欲望を掻き立ててくれます。我が家ではP.71の「汁あり坦々麺」(豆乳ベースでゴマのコクが効いたまろやかな坦々麺です。)が大好評でした。ここまで、いくつかのレシピを実際に作ってみましたが、どれもこれも簡単美味な麺でしたよ。次は何を作ろうか。今から楽しみ、楽しみ。
読了日:4月30日 著者:瀬尾 幸子
シズコさん (新潮文庫)の感想
子供は普通、物心ついた時から親離れする時期までは親には基本的に大きな信頼を寄せていると思う。どんなに負の部分の多い親だろうとも。世間が見えてくると少し「おやっ」と思い始め、やがて親も自分と同じ一人の人間なのだ、という答えを発見するのが親離れなのかもしれない。あまりにも強烈な母娘関係をくぐり抜けてきた佐野さんですが、結局はお母さん(シズコさん)の手の中で孫悟空のようにグルグル飛び回っていたのかもしれませんね。シズコさんが恍惚の人となって以降の話は凄く、凄くいい話。もちろんその前の部分もいい話ですが・・・。
読了日:4月30日 著者:佐野 洋子
ザ・ベストテン (新潮文庫)の感想
今や伝説の番組、ともいわれてるらしい「ザ・ベストテン」のディレクター、プロデューサーを担当された山田修爾さんの綴る番組秘話。ベストテン形式の番組づくりがいかに革命的だったのかはこれを読んで初めて知りました。台頭してきたニューミュージック勢や歌謡曲、アイドル等のとにかく視聴者が観たい、聞きたい曲は何なのかを正直に反映させるのにこんなに苦労をされたとは驚いた。数々の掲載エピソードの多くが自分でもリアルタイムで観ていた。当時の人々に如何に注目されていたかがわかりますね。巻末の全603回ランキング一覧がまた良し。
読了日:4月26日 著者:山田 修爾
考えない練習の感想
考えないことと思考停止は似ているけど違う。考えないことは中々訓練がいるようで・・・。 東京大学で哲学等色々考えすぎた著者が、僧侶となり、(やはり訓練により体得したんでしょうねぇ。)心をニュートラルに保つヒントを教えてくれている本です。 考えないようにするにはまず、「正しく考える」ところから入ります。仏道における八正道(はっしょうどう)、十善戒(じゅうぜんかい)などの日常生活をするうえでも非常に役に立ちそうな考え方を分かりやすく解説。「五感を研ぎ澄ます練習」は常々忘れずに実践してみたいなぁ・・・。
読了日:4月25日 著者:小池 龍之介
直伝 藤巻流「私の個人資産」運用法の感想
「経済の大きなトレンドを見極めろ。」「消費者物価でなく、資産価格が日本経済にとって重要。」「80年代バブルとは何だったのか。」「デフレの時は●●をするのが正しい。」「インフレの時は●●するのが正しい。」要約するとこういうことですが、この教えで少なくとも我が家には換算すると、相当額の恩恵があった・・・と、思う。(多分。)リーマンショック以前の本なので、今読むと苦しい部分もあるが、伝説のトレーダーといえども読みきれないのが「経済」なのだな、と、考えると感慨もひとしおです・・・。
読了日:4月18日 著者:藤巻 健史
梅安針供養―仕掛人・藤枝梅安 (講談社文庫)の感想
シリーズ中、珍しい全冊一話になっています。記憶喪失になってしまった謎の若侍を救けたことから始まる極上のミステリー仕立て。こういっては語弊があるかもしれないが、楽しかった。最後に梅安、一本筋を通すところがまたよろし。解説を読むと、数々の名優(小林桂樹、緒形拳、萬屋錦之介・・・)により再現されているという映像版の「梅安」の紹介があり、どれも見たことがなかったので是非見てみたい!
読了日:4月17日 著者:池波 正太郎
エコノミスト増刊 円安・株高・景気 2013年 4/8号 [雑誌]の感想
ビックリした。あんまりビックリしたので、思わず雑誌なのに読メに登録してみました。何がって、この薄~い雑誌、(130ページしかない。)の値段が「1,000円」。ページ当たりの単価約15.4円。しかし、発売日に購入して参考にした人は恐らく凄いことになっていたはず・・・。情報料としては格安か。おそるべしアベノミクス。(今のところ。)
読了日:4月10日 著者:
零式戦闘機 (新潮文庫)の感想
「永遠のゼロ」を読んだらこちらも読んでみよう、と積ん読の中から引っ張り出してきました。「いささかの感傷も評論性もさしはさまないままのみか、戦闘描写のあたりでは戦闘さながらのスピードさえそなえて書きすすめられたかのような筆致はこころよい。」と、解説にもあるが、正にそのとおり。百田作品のように泣いたりはできないが、こちらの方が一層考えさせられる部分は多い。情報量の多さに読書速度は上げにくい吉村作品ですが、宮部久蔵のモデルは?なんて観点から読むのもオススメです。(このひとかな?って方も少し登場。)
読了日:4月5日 著者:吉村 昭
読書メーター
読みたい本がたまたま読書速度の上がらない本だとヤキモキしますが、感情移入してしまうような本だと思わず「あら、こんな時間!?」ということもしばしば・・・。
そういう読書は幸せなんだと思いますが、最近、翌日仕事で目がショボショボ(ドライアイ?)したりすることも・・・。
健康診断では今年も視力検査で一番小さいcが一発で見えましたが・・・カミさんに言わせると「ある日突然くるんだよ。」とのこと。
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