過日、私達の地域の町内会・自治会が参加する「健民運動会」が開催されました。
このイベントは学区の体育振興会が主催し行われましたが、今回は自治会の役員に就任した関係から、その実行委員として関わりイベントをやり終えました。
公立の小学校区に集う6つの町内会・自治会の、文字通り「赤ちゃんから高齢者まで」が参加し、和やかに楽しく、かつ、真剣な競技が展開されました。
少子化と高年齢化はどこの地域でも進んでいますが、この影響もあり、この地域でも年々参加者も減少しております。それでも何とか800人余の参加者がありホッとしたところでした。
町内対抗の全世代参加のリレー、綱引き、玉入れ、障害物競走等の盛り上がる種目と共に、パン食い競争、飛脚競争、音感競争等々誰でも参加できる競技もふんだんに盛り込まれ、全員参加の運動会になったと思っています。地域選出の市会議員、国会議員も見えられイベントを盛り上げて頂きました。
思えば、かつてスポーツ推進委員の一人として、阪神淡路大震災に学び、地域の連携強化の一環として、地域の心ある方たちの賛同を得てこのイベントを立ち上げた経緯があります。
「競技終了後 全員で整理体操」
コロナ禍の中断を経て、今回29回目となった「健民運動会」の再開には格別の思いがありました。既に地域での役割は新しい世代に引き継いでいますが、彼らの頑張りに触れこのように日ごろから繋がりをつくり、育てる普段からの取り組みの必要性を改めて感じました。
久しぶりで年齢も考えず全力疾走も行い、会場整備や、カメラ撮影等々も担いましたが心地よい初夏の風に吹かれ、充実した一日を過ごすことができました。また、かつてこれらのイベントに関わったメンバーともお会いでき、久しぶりに旧交を温めることもできました。
私が住む町の町内会の行事に参加する人も年々少なくなってきています。
やはり同じ様にコロナ禍に因る中断以後、様々な行事についても多くの人たちの参加意欲が減退したためか今年の運動会も参加者は少ないようです。
さらに追い打ちをかけるように・・・
実は私の住むマンションで昨年、マンションに住む住民は町内会に入る義務はないのではないかという声があげられ、理事会と町内会との話し合いと
マンションの総会で町内会に参加か否かについてのアンケートの結果、町内会に参加は個人の自由意思・・と言うことになり、ほとんどの人が脱退と言うことになったのです。
結果、私の住むマンションの居住者で従来どおり町内会員として残ったのはA館、B館合計しても私を含めて僅か10人となってしまいました。
今まではマンション内もいくつかの班に分けられ回覧板も忙しく廻っていたのですが現在は10軒分だけで寂しい限りです。
脱退した方々の意見で多くは、町内会役員や行事の煩わしさなどから逃避したいとか無駄な会費を払いたくない・・というものでしたが・・・
万が一災害が発生した時に、マンションの居住者のうち町内会に参加している人達だけに救助や支援の手を差し伸べるというわけにはいかず、全員で助け合うという状況をもう少し考えてほしかったと思うのです。
地域の諸々の情報も含めて、コメント頂きありがとうございました。
おっしゃる通り、いずれの地域も少子高齢化の波は大小にかかわらず
及んでいると考えます。特にコロナ禍に因るイベント中断以後「巣ごもり」が
当たりまえとなり、活力の低下もあり各種行事への参加が少なくなっている
現状があります。
今回の運動会も、半年以上前からの計画でしたが、参加者の数が読めず
予算等含めて結構大変だったと中枢メンバーから伺いました。それでも
コロナ禍前の8割程度の方の参加があり、ホッとしている所です。
また、町内会・自治会への参加も「個人の自由意思」は前提ですが、
fumiel-shimaさんのお住いのマンションでは10人程度の町内会となって
しまったとのこと。諸々の行事、イベントの開催もこれでは厳しくなりますね。
私の自治会はマンションの住民で単独自治会を構成していますが、自治会に
参加していない方は1~2軒に留まり何とか全員参加が維持されています。
しかし、先に申し上げたように年々高齢化も進み、当番役員の役割を
果たせない方も出ていますが、ほかの方が補い、それも良しと進めています。
町内会・自治会は行政の末端の執行役を担う部分もありますので、広報や
赤十字関連の寄付集め、さらに防災訓練、クリーン活動等々やらねばならない
役務も多々ありますよね。それらをクリアするにはそれなりのメンバーが
必要となりますので…、残された方でこなすのは不可能になってきますよね。
どこの町内会・自治会もがこれから直面する課題でしょうが、地域コミュニティーの
再構築は、行政も一体となって行っていかねばならない喫緊の課題と思います。
これからも、諸々アドバイス頂ければ嬉しいです。
Shouさん、おはようございます。
浅間山明鏡止水です。
短歌投稿します。
「詞書」源氏物語や紫式部日記・紫式部集には和歌(巻名歌等)が沢山ありますが、その和歌の返歌を口語短歌で提出します。返歌は源氏物語の内容や進行に合わせてではなく、短歌に沿った言葉・単語や自然・地名からヒントをもらい詠みます。今週は源氏物語巻名歌から2首、紫式部集より1首の計3首提出しますのでご指導よろしくお願いします
源氏物語巻名歌・22真木柱(まきばしら)
歌の背景
光源氏三十七歳。玉鬘に夢中になるあまり妻や子供のことを顧みない髭黒の大将に対し、北の方の父上に当たる式部卿の宮は、髭黒の大将の北の方と子どもたちを屋敷へ迎える。髭黒の大将の姫君(真木柱)は、父君が来られることを待ち望み、悲しい気持ちを詠む。
「今はとて 宿かれぬとも 馴れ来つる 真木の柱は われを忘るな」 姫君(真木柱)
「馴れきとは 思ひ出づとも 何により 立ちとまるべき 真木の柱ぞ」 (北方)
返歌
「親しんだ 真木柱こそ ひび割れて 隙間に残す 悲しみの歌」
「北の方 思い出しても 口惜しく 涙を流し 別れ惜しむも」
紫式部集・22
かきくもり 夕立つ波の あらければ 浮きたる舟ぞ しづ心なき
返歌
「空曇り 稲妻ひかる 荒れる波 心許ない 浮いてる舟の」