住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

住まいの安全性、食物の安全性、政治の危険性、感動の共有
心と体のリラクゼーション、誰かに秘密を話すストレス解消

我が家の晩御飯・・オ・デ・ン

2011年10月21日 | 日記

 塩釜から、戴いたさつま揚げがそろそろ1週間で賞味期限、息子と二人ではなかなか食べきれるものではありません。
思い切って、おでんにしてみました。 男料理と言うものは、豆腐半分とかたまねぎ半分とかのレシピにはしずらく、だいたいある物は全部使ってしまうので、其の量は半端ではありません。
今日から、3日間はおでんが食卓に上ります。  シチューにしても然り、大体鍋料理はどれも同様です。
ご参考までに、息子の好きなものは、大根、豆腐、ちくわ、ゆで卵等、親心として昆布なんかも食べてくれると安心するのですが・・・ 。




見方によっては、グロテスクな感じもいたしますので、お口直しに・・ 。


            今宵も素敵な夢を・・・明日の力のために・・


歴史の循環、そして人類の終焉

2011年10月21日 | 日記
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 文明は、勃興し、堕落し、死滅する。時間というものは、古代ギリシャ人達が論じていた通り、個人にとっても、国家にとっても、循環的だ。 社会がより複雑になると、社会は必然的に一層不安定となる。 社会は益々脆弱になる。 そして、社会が崩壊し始めると、おびえて、混乱した国民は、現実から奇妙な逃避をして、自明の脆弱さや、迫り来る崩壊を認めることができなくなってしまう。
終末時のエリートは、現実とは関連のない言葉や専門用語で話すようになる。 彼等は、ベルサイユや、紫禁城の宮殿なり、あるいは現代の宮殿のような私有地なり、隔離された屋敷に逃避する。 エリートは、歯止めの利かない快楽主義や膨大な富の蓄積と浪費にふけるのだ。 益々激化する獰猛さで、抑圧されている大衆の苦悩などに、連中は耳を貸さない。資源は一層容赦なく、枯渇するまで使い尽くされる。 
そして、最後に、空洞化した殿堂が崩壊する。ローマ帝国もシュメール帝国もこうして滅びた。 マヤのエリート達は、森林を伐採し、川を沈泥や酸で汚染した後、未開状態に後退し、逃避した。

 食糧と水の不足が世界中に広がり、中東、アフリカ、ヨーロッパで、悪化する貧困と窮状が街頭抗議デモをひき起こす中、エリートはあらゆるエリートが行うことを実行している。 連中はさらなる戦争をしかけ、自分たちの為により巨大なモニュメントを建造し、自国民をどっぷり借金漬けにし、こうしたすべてが崩壊する中、連中は労働者と貧乏人に背負わせ、八つ当たりするのだ。 40兆ドルという膨大な富を消滅させた、世界経済の崩壊は、アメリカのエリート達が、アメリカの製造基盤を破壊し、莫大な量の詐欺的な不動産担保証券を、年金基金、個人投資家、銀行、大学、国や外国政府や株主に売りつけた後でひき起こされた。
エリート連中は、彼等の損失補填の為に、投機を再開しようとして、国庫を略奪した。 連中はまた、緊縮財政という名目で、基本的な社会福祉を取り壊し始め、労働組合最後の痕跡も破壊に着手し、仕事の口を大幅に削減し、賃金を凍結し、何百万人もの人々を家から追い出し、失業者やパート雇用者という永久底辺層を生み出しながら拱手傍観している。

 最後には、マヤのエリートは、人類学者のロナルド・ライトが“A Short History of Progress(「進歩小史」)”で書いているように“… 過激派や超保守派となり、自然と人類から、利益の最後の一滴を搾り取った。
”我々自身の文明を含め、全ての文明は、このようにして、硬化し、死ぬのだ。 差し迫った死の印は否定すべくもなさそうだ。 常識が、新たな根本的対応を強く要求しても良いはずだ。 しかし、自滅へと向かう競争は、知的、道徳的麻痺のおかげで、加速するばかり。
ジークムント・フロイトが、“快楽原則の彼岸”や“文明への不満”で洞察した通り、人間社会は、性的満足の探求に夢中になり、目がくらんだまま、死と破壊へとまっしぐらだ。

 中東での騒乱、アイルランドやギリシャ等の国々における国家経済の内部崩壊、アメリカ国内で、つのりつつある怒り、困窮する国外の労働者階級、必死の移住が増加していること、生命がそれに依存している生態系を、容赦ない破壊を人間が止めようとしないこと等は、アメリカ自体の崩壊と、アメリカのエリートの馬鹿さ加減と、グローバリゼーションの愚かさによる結果の兆しだ。
不可避の事態を、未然に防げるのは、帝国と法人国家の迅速な廃絶を含む、アメリカ社会の完全な再構築を中心に築かれた抗議活動しかない。 より良い条件を求めて交渉するのではなく、アメリカの腐敗したエリートを権力の座から排除することを目指す、新たな、何者をも恐れない根本的変革主義の誕生によってのみ、我々は救われるだろう。

 グローバル経済は、人間の強欲さを見抜ける市場が、人々の行動を決定すべきであり、経済は永遠に拡大が可能なのだという、誤った信念の上に構築されている。 膨大な二酸化炭素を放出しても、深刻な影響をひき起こすことなしに、生態系をボロボロにし続けることが可能だという想定の下でこそ、グローバリズムは機能する。 そして、グローバルな経済拡大のエンジンは、豊富で安い石油が常に存在するという保証に基づいている。 人間の本性や自然界に関する単純な真実に直面することができないエリートが、新たな社会的、経済的、政治的パラダイムをまとめることなど不可能だ。 彼等は、死につつあるシステムを永続させようとつとめているに過ぎない。

 グローバリゼーションというのは、金儲けの為に、国民を奴隷に、自然界を荒廃地に変える為に、過去のエリート達が使ってきた、古代イデオロギーの現代版表現なのだ。
こうしたエリート連中にとって、神聖なものなど皆無なのだ。 人類も自然界も、枯渇するか、崩壊するまで搾取されるのだ。 
エリートは、公益を守ろうという素振りさえ見せない。 グローバリゼーションというのは、要するに、理性的思考の敗北であり、人道主義の死だ。 自滅に向かう行進は、既に海洋の大型魚類の90パーセントを滅ぼし、地球の肺ともいうべき、成長した熱帯林の半分を壊滅させた。
この勢いで行くと、2030年までには、地球の熱帯林は、わずか10パーセントしか残らない。 汚染した水によって、地球上で、毎日25,000人が亡くなり、栄養不良によって、毎年約2000万人の子供が健康を損なっている。 空気中の二酸化炭素は、現在、350 ppmを越えており、大半の気候学者は、これは我々が知っている生命を維持するための最大レベルだと警告している。 [編者注: 上記の文章は、記事がここに初めて発表された後、改訂されている。]
気候変動に関する政府間パネルは、2100年までに、測定値が、541から970 ppmにまで至る可能性があると推測している。 現時点で、地球の膨大な部分が、人口過剰、干ばつ、土壌の浸食、異常な暴風、穀物の大凶作や、海面上昇に悩まされており、人類の生存には適さなくなるだろう。

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 こうした搾取と崩壊のサイクルを繰り返すべく、人類はのろわれているもののようだ。 そして、荒廃の程度がひどくなればなるほど、周囲で一体何が起きているのかを、益々理解できなくなってゆくのだ。
人間の愚行と、人間の傲慢さの産物が、地球上に散乱する。この瞬間が、およそ5,000年前に始まった定住文明生活という、この惨めなだしもの自体の大団円のように見えるのだが、生物の種として、我々は、我々自身も、社会も、絶滅に向かって、駆り立てるよう運命づけられているもののようだ。 地球上には、もはや奪うべきものは何も残されていない。 森林、化石燃料、空気や水を含む、自然資本の、最後の残物を、我々は今食いつぶしている。

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  *** 以上 全文引用  下記URLより
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