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トイレ、節水、漏水について

2009年07月04日 | 住宅関係
 近年、水は資源の一つとして数えられるようになった。 日本に住むということは、水と安全は『タダ』ということも、今や伝説になろうとしている。 水が資源の一部と言うのは自覚されている方も多いと思いますが、数字を挙げて後に取り上げてみたい気はする。

 新築において、トイレの便器はもはや洋風便器がほとんどであるが、その用済み後の水の使用量は、6リットルが国際標準となっている。 昔の便器は10~13リットルが標準であったので、約半分となった。 昔の洋風便器から今の洋風便器に取り替えるのにさして難しい技術はいらないが、水廻りだけに専門家の意見を聞きたいところである。 便器の進歩は著しいものでその他にも色々と改良されているが、注意点は掃除、あるいは使用後に紙の使用量を加減しないと便器の流れが阻害されることがある。  マ、そういう事が有るので、我々の商売は食いつないでいける訳だが・・・・。 大手の水廻りメンテナンス業者は、同業者から言わせたら止むを得ない深夜の時以外は余りお勧めでない。

 
 漏水は、水道業者がメーター検針の際針が動いていれば、漏水かどうか指摘してくれるので、たいていは間をおかずに発見されると思う。 ただ、その調査能力は会社会社、個人個人によってかなり開きがあるし、修理値段にも開きがある。
なので、素人の方でも探せる方法はあるにはある。 水の使用を止め、風呂、トイレ、台所、外の水道と順に蛇口に耳を付け、漏水音を確認することである。 それで一番音の高いところの、外壁面の土を掘ってみることである。 それで分からなければ、プロを頼んだ方が良い。

傾向的に、漏水箇所を言えば、水抜き栓あるいは玄関の外に立っている不凍給水栓からが多いので、最初に音を聞いてみたいところである。 頭に赤いハンドルが載っている”アレ”である。
次が、ボイラーである。 ボイラーの廻りが濡れていたり、配管からシューという音が聞こえたり、蒸気が出ていたら間違いない。
最も、プロでも難儀するのが地中配管の劣化である。 このような時は、修理してまた漏れる可能性を残すより、全面的に入れ替えた方が良い。

凍結による配管割れなどは、現在ではほとんどなくなったが、観賞魚の配管とか電気ヒーターの劣化なども忘れずに見る必要がある。 ヒーター切れなど気が付かないと次の年も壊れる・・・・。
アルカリの強い井戸水でトイレを流している方は、水廻り全体の寿命が短いことも考慮しておきたい。

 

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