シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

異常気象は人間がもたらしたのだろうか?

2014年09月12日 | 持続可能な社会
大雨による災害が続いていますね。
昨日も北海道の天気予報で
「経験したことの無い大雨が予想されます」
という言葉を聞き、このフレーズがこの先どれくらい使われるのだろうと考えてしまった。

8月末にNHKスペシャルで
「巨大災害 MEGA DISASTER 地球大変動の衝撃」という番組があり
それの「第1章 異常気象 暴走する大気と海の大循環」を見た。

台風の大型化などをもたらすのは元をたどると海水温の上昇らしい。

と、いうことは地球温暖化が原因・・・という事だよね。

今年初めの新聞記事によるとIPCCの発表で
地球温暖化の原因は、化石燃料の大量使用など人間生活が原因である可能性が極めて高く
95%以上であるという。

温暖化の原因となる、温室効果ガスの排出国の多い順は・・・
1位 中国   27%
2位 アメリカ 14%
3位 EU  (以下、割合の記述なし)
4位 インド
5位 ロシア
6位 日本

地球全体で見たら小さな島国の日本が6位というのは
やはり責任が大きいと思う。

大雨による土砂災害は元々崩れやすい土地であったり、
被害の原因を全て地球温暖化であると言いたいわけでは決してないが
様々な事を考慮して、やはり自分の生活をもっと顧みなくてはと思わずにはいられない。

ウナギが少なくなってしまったのも、
海水温の上昇による海流の変化が原因の一つと言われている。
環境の変化が意外な形で自分たちの生活に影響してくる。

色んな事が「経験したことのない事態」になるのだろうな。

時々、新聞で見かけるACの広告で「ねぇ、ボクのぶんは・・?」というのがある。
好きなように資源を使う現代社会の私たち。
エネルギー資源や食糧や森林や住みやすい環境を己の所有物であるかのように浪費し続ける。
一方で、処分しきれない量や種類(放射性廃棄物とか)のゴミを出し続ける。
その先にいる「ボク」はいつ頃の子どもなのだろうか?
ずっと未来の子どもか、それとも今の子どもか。

自分が小さい頃と比べて暑すぎる夏を思えば
それが遠い未来ではないと思える。

温暖化を止めるのは容易ではない。
でも、せめて、子どもたちに向かって「出来る限りの努力はしたんだよ」と言いたい。

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