聞いてよ！大人たち。

流山青年会議所主催、流山市教育委員会後援の
『おとな×こども　グループ会議』が10月20日（土）に開催されます。パチパチ！
流山市内の小学生４・５・６年生と親子がペアで参加いただき、大人と子どもが本音でグループ討論しようという会です。
受付締め切りは10月4日ですが、10日くらいまで延長するそうですので、ご興味のある方はぜひお申し込みを。
流山青年会議所の田井理事長は、経営者としても芯の通った立派な方で、8月にお話を伺った際も、訥弁ながら非常に感銘を受けました。また、特別総合司会の「ほいけんた」さんはテレビでお馴染みのものまねタレントですが、実はバルーンの作り方の本を二冊も出していたり、一頃ブームになった、1000円札でつくる『ターバン野口』の考案者でもあります。



以前、早くに父親を亡くした男性の話を読んだことがあります。
「俺は、小さい頃から父親にとても厳しく育てられました。俺がどんなに泣いても父親は助けてくれなかった。その反面、妹は転んで泣くと、父親が背負ったりするもんだから、不公平だと文句をいったこともありました。そんなある日、父親が突然の入院。母親からもう先が長くないことを打ち明けられ、子どもだった俺は気が動転しました」

自分の死が近いことを悟った父親がベッドの脇に息子を呼びます。
「おい、前に、何で自分のことは転んでも助けてくれないくせに、妹はおんぶするんだって、父さんに文句を言ったことがあったな」
「うん…ごめん…」
「いや、違うんだ。父さんはな、妹は優しい子に育って欲しいと思っていたから助けたんだ。お前は強い子になって欲しいと思っていたから、転んでも助けなかったんだ。…強い子になってくれるな？」
少年はその時初めて父親の気持ちを知ったそうです。

大人も子どもも、お互いが誤解したままでは不幸です。




、、、、まあ、考えの押しつけはもっと不幸ですが（＾＾；）

写真～
ムラサキシキブの実が色づきました！