一瞬でも風が止んでクリアな映り込みを見たかったのですが、この日はずっとそよ風が吹き続いて気持ちは良いのですが、クリアな水鏡は実現しませんでした。それでも揺れる水面がピンクに染まるのも捨てがたいと感じました。
いつが一番の見ごろなのか毎年の気候の気まぐれでピッタリ合う時に見に来られないのが現実です。今年は少しピークを過ぎていましたが、花を見る人たちへの配慮で、早めに水張りをした田んぼの向こうの斜面はまだまだ美しさを保っています。
國田家のおばあちゃんが、一株の芝桜から一人でコツコツ増やし続けた芝桜の庭を、その遺志を継ぐ形でさらに広げました。50年以上経過した今、広さは2500㎡。周囲の杉の木などの立ち木を取り除き、一層見ごたえが増してきました。今やこの明宝地区の目玉にもなる風景になっています。