今日行われた全日本フィギュアの女子フリー。
みなさんは見ましたでしょうか。
私は仕事納めで帰宅が早かったので、見ることができました。
テレビの放送は第三グループからでした。
そこに登場した武田奈也(たけだなな)選手がすごく印象に残りました。
笑顔が良いなと思います♪武田選手は今年からシニアに参戦しています。
今日は会心の演技だったのではないでしょうか(^-^)
滑り終わったときの笑顔がテレビにもアップされて、見ていた私も心が和みました。
点数が出たときは嬉し涙を流していましたね。
自己ベストを更新してその時点でトップに立って、きっと今日は最高の1日になったことと思います。
本当に武田選手には笑顔が似合っているなと思います。
最終的には6位に入ったので、来年への自信になったのではないでしょうか。
トップクラスの選手と比べるとまだ力の差があるようなので、来年はその差を縮めていってほしいですね☆
そして浅田真央選手と安藤美姫選手の、注目の優勝争い。
最終グループの滑走順を見て驚きました。
浅田選手が一番目で、安藤選手が最後でした。
なんだか運命的な滑走順だなと思いました。
最初と最後で優勝の行方が決まるというのがドラマチックだと思います。
浅田選手の演技は、残念ながら見られませんでした。
まだ始まらないだろうと思って風呂に入っていたら、終わってしまいました。。。
得点が200点を越えていたので完璧に決めたのかなと思いましたが、少しミスもあったようです。
それでも200点を越えてくるのだからすごいと思います。
その後、4人目で登場した中野友加里選手が会心の演技をして、会場は一気に盛り上がりました。
世界一と言われるドーナツスピン、すごく綺麗でした☆
最初のジャンプで果敢にトリプルアクセルに挑戦した攻めの姿勢も良いと思います。
点数が180点台になり、この時点で2位に付けました。
そして最終滑走者、安藤美姫選手が登場。
トリノオリンピック出場や世界選手権優勝など、選手として確かな経験を積んできた安藤選手ですが、今回は体調がかなり心配でした。
右肩と右脚を痛めて満身創痍の状態。
1ヶ月前のNHK杯はジャンプが全く決まらずに負けてしまっただけに、少しでも体調が上向いていれば…と祈るような気持ちで見ていました。
今日もテーピングをしていたので、状態は悪そうでした。
それでも、今日の安藤選手は集中力がNHK杯のときとは全然違っていて、傷の痛みを感じさせない演技でした。
最初のジャンプを決めて波に乗れましたね。
その後も次々にジャンプを決めていって、これはかなり良い点が出るのでは、と素人目にもわかるくらいすごかったです。
一度だけ着地でバランスを崩しましたが、ミスはそれだけだったように見えました。
ストレートラインステップもかなり良かったです。
リンクの端から端まで、ステップを刻みながら滑る項目があるのですが、今日はすごく伸び伸びと滑っていましたね☆
お客さんも手拍子をしてくれるので、ストレートラインステップは一番の見せ場かも知れません。
無事に滑り終わって、久々に笑顔を見せた安藤選手。
間違いなく今年最高の演技をしていました。
今年は怪我に苦しんでいたので、最後の最後で良い演技が出来て本当に良かったと思います。
点数が出たとき、観客から「オオーッ!」という歓声が上がりました。
204.18と表示されていました。
堂々の200点越えです!
しかし、トップの浅田選手の点数は205.33、わずかに届きませんでした。
印象的だったのは、その後も笑顔だったことです。
トップを逃したことより、自分の演技が出来たことを素直に喜んでいる感じで素敵でした(^-^)
というわけで、結果は以下のようになりました。
優勝 浅田真央 205.33
二位 安藤美姫 204.18
三位 中野友加里 184.31
この三選手は来年の世界選手権の代表に決りました。
おめでとうございます☆
そしてお疲れさまです。
少し休んで、世界選手権に向けて体調を整えていってほしいですね。
頑張れ日本!!