読書日和

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格の違い

2013-04-11 19:50:05 | 政治
最近北朝鮮の暴走、ミサイル発射問題を受けて北朝鮮のニュースが増えていますが、同国を巡ってはもう一つ「拉致問題」という重要な問題があります。

それは昨年の秋、当時の野田佳彦首相が内閣改造をした時のこと。
それまで拉致問題担当大臣であった松原仁氏が解任されるという驚くべき人事がありました。
松原仁氏は反日左翼思想な人ばかりの民主党ではかなり珍しいまともな議員さんで(民主党にはほとんどいないです)、北朝鮮の拉致問題にも初期の頃から真剣に向き合ってきた人です。
その松原仁氏を拉致問題担当大臣から外したのを見て、私は野田佳彦首相は拉致問題と真剣に向き合う気はないと感じました。
おそらく拉致被害者家族会の方も失望したのではないかと思います。

そこから衆議院の解散、そして衆議院選挙を経て、安倍晋三首相率いる新政権が発足しました。
安倍晋三首相は全政治家の中で最も拉致問題の解決に積極的な人で、まず拉致問題担当大臣に古屋圭司氏を起用。
古屋圭司氏もまた安倍晋三首相や松原仁氏らと同じく、初期の頃から北朝鮮の拉致問題に真剣に向き合ってきた人です。
そしてその後安倍晋三首相は拉致問題解決に向けて、党派を超えた専門チームを結成。
そこに松原仁氏の名前がありました。
これを見て私は野田佳彦氏と安倍晋三氏の格の違い、拉致問題解決への本気度の違いを実感しました。
特に問題も起こしていないのに松原仁氏を切った野田佳彦氏と、党派を超えて松原仁氏を招き入れた安倍晋三氏。
どちらがより拉致問題と真剣に向き合っているか、誰の目にも明らかです(鳩山由紀夫氏と菅直人氏の二人はもはや論外)。
この拉致問題ひとつを例に見ても、日本のテレビや新聞の反日左翼マスコミが言う「首相は誰がやっても同じ」というのは大嘘で、誰がやるかはとても重要なのを如実に示していると思います。