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目白庭園「赤鳥庵(せきちょうあん)」にて行われた吉永真奈さんのコンサート「雪月花」、見に行ってきました
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コンサートは以下の6曲で編成されていました。
1、Leap「飛躍」 水川寿也作曲
2、さくら~箏独奏による主題と六つの変奏~ 藤井凡大作曲
3、氷華二題 吉崎克彦作曲
4、上弦の曲 沢井忠夫作曲
5、琴線幻夜 D・A・I作曲
6、雪月花によせて 吉崎克彦作曲
このコンサートでは吉永真奈さんの東京藝術大学の同級生である身崎有希子さんと小湊昭尚さんもゲストとして登場していました。
身崎有希子さんは吉永真奈さんと同じく生田流箏曲演奏家、小湊昭尚さんは琴古流尺八演奏家です。
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写真左から吉永真奈さん、身崎有希子さん、小湊昭尚さん。
アンコールの時に写真撮影がOKになったので、写真はその時に撮ったものです。
それとこの6曲の後にアンコールでの「クリスマスメドレー」がありました。
ジングルベルやきよしこの夜など、和楽器によるクリスマス音楽も良いものです
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アンコールでは尺八の小湊さんが突然クリスマスのトナカイの帽子を被っていてウケました(笑)
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コンサートはまず三人が登場してすぐに一曲目の『Leap「飛躍」』の演奏が始まり、いきなりの演奏に惹き込まれていきました
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「雪月花」という名前が表すように、雪、月、花をテーマにしたコンサートでした
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曲にもそれが表れていました。
「氷華二題」では雪、「上弦の曲」では月、「さくら~箏独奏による主題と六つの変奏~」では花が表されていました。
そして「雪月花によせて」という曲も存在していて、和楽器の演奏家にはかなり人気のある曲とのことでした。
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このコンサートは和室で座布団に座って聴くというスタイルでした。
目白庭園「赤鳥庵」は外を見れば庭園の景色が飛び込んでくる風流のあるお部屋で、和楽器のコンサートだけにこれはとても合っていて良いと思います
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今日登場した楽器は箏(こと)、十七絃(じゅうしちげん)、尺八の3つです。
間近で見る演奏はやはり素晴らしかったです
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生の音色はよく響いていました。
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演奏の合間には吉永真奈さんを中心にトークもありました。
それによると、箏はもともと今回の赤鳥庵のような部屋で弾くために作られた楽器で、音もそれほど大きくはないとのことです。
ただ間近で聴く演奏は音が大きく伸びやかに響いていて、とても聴きやすかったです。
やはり自然の音色に勝るものはないと思います。
疲れ気味の私にはかなり良い気分転換になりました
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コンサートの後にはお茶菓子まで出して頂きました。
「銀座 六雁(むつかり)」という超美味しい日本料理屋で注文販売でのみ作っているという「白いマカロン」です。
普通にお店に行ったのでは手に入らない代物とのことで、珍しいお菓子を食べられてラッキーでした。
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吉永真奈さんのトークの中で「藝大(東京藝術大学)を卒業した後、周囲からの和楽器に対して持たれているイメージに違和感があった。おじいちゃんおばあちゃんが演奏するような楽器というイメージ」というのがありました。
「そんなことはない、若い人にも箏のことを知ってほしいという思いからRin’というグループで活動したし、またずっとそういう活動を続けてきた」ともおっしゃられていました。
今日見た限りでは私と同じかそれより若い人の姿もありましたし、活動の成果は出ているのではと思います。
私はもともとgooブログの「今日の一押しブロガー」で吉永真奈さんのブログが紹介されていたのがきっかけでその存在を知り、和楽器の演奏に興味を持ちました。
それまでは琴による曲を箏曲(そうきょく)と呼ぶことも知りませんでしたし、ほとんど縁がありませんでした。
若い人はネットをやっている人が多いですし、ブログ、ツイッター、フェイスブックなど色々とあるツールを使って箏のことを広め、興味を持ってもらったり生の演奏を聴いてもらうきっかけを作ったりしていくのはそれなりに効果があるのではと思います。
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というわけで、とても楽しいコンサートでした
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2010年のブルースアレイジャパン以来、久しぶりにコンサートに行って生の演奏を聴くことが出来て本当に良かったです
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またチャンスがあればぜひ行きたいと思います
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