読書日和

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女性への一方的暴力

2015-09-20 22:22:06 | 政治



参議院平和安全法制特別委員会での安全保障関連法案採決時、女性への暴行事件が起きていました。
暴行をしたのは民主党の津田弥太郎参院議員。
採決時に委員長席に野党が押し掛け、ダイブをして委員長を襲撃する人(民主党の小西洋之参院議員)などもいて激しい混乱が起きていました。

この時、委員長席での混乱とは関係のないところで暴力事件が起きます。
委員長席からは離れた位置にいた自民党の大沼みずほ参院議員に対し、民主党の津田弥太郎参院議員が突如後ろから襲撃。
羽交い締めにし引きずり回し、投げ飛ばしていました。
セクハラ暴行事件としてネットでは大問題になっています。
複数の人が目撃していて証拠の動画もあり、言い逃れはできないです。
※羽交い締めにされ引きずられていく様子を詳細に捉えた動画がこちら

これは完全に婦女暴行の犯罪です。
女性の尊厳、人権が暴力によって蹂躙されています。
力の弱い、しかも無防備な女性を後ろから襲撃する卑劣さ、引きずり回し投げ飛ばす暴力性はとても国民の代表たる国会議員とは思えません。
告発し逮捕すべきです。

また、この暴行事件では多くのマスコミが「報道しない自由」を行使し、事件そのものを隠そうとしています。
民主党に都合の悪いことは報道したくないようです。
なのでまだ事件のことを知らない人も多いのではないでしょうか。
昨年、みんなの党の塩村文夏東京都議が都議会でセクハラヤジを受けた時は、テレビを始めとするマスコミが総出で連日連夜大騒ぎしていました。
今回はヤジどころか、それを遥かに上回る完全な婦女暴行犯罪事件なのに、大半のマスコミが黙りを決め込んでいます。
これはどう見ても異常なことです。

この二つの事件で何が違うかと言うと、今回被害を受けたのが自民党の女性議員だという点です。
自民党の女性議員なら暴行されても良いと言うのでしょうか。
突如後ろから襲撃され、羽交い締めにされて引きずり回され、投げ飛ばされても、自民党の女性議員なら知ったことではないと?
そういうのを「差別」と言うのではないでしょうか。

また、仮に報道したとしても「乱闘なのだから与党も野党もどっちもどっち」と論点をすり替え、印象操作をする可能性はあります。
民主党の津田弥太郎参院議員による大沼みずほ参院議員への暴行は乱闘からは離れた位置で行われていて、一方的に暴力を振るう完全な婦女暴行犯罪であり、「与党も野党もどっちもどっち論」は筋違いであると指摘しておきます。
ただまずは報道してもらわないと、テレビと新聞しか情報源がない人は事件そのものを知ることができません。
この事件がマスコミによって矮小化されることがなく、津田弥太郎参院議員には厳罰が下ることを願います。
民主党も揉み消そうとしたり正当化しようとしたりするのではなく、党としてきちんと自分達の非道を認め、厳正に対処すべきです。