以前「思考、感情、感覚、直観タイプテスト」の記事を書いた時、漫画「HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)」のことに触れました。
「HUNTER×HUNTER」の念能力は上の図のように六つの系統に分かれます。
強化系、変化系、具現化系、放出系、操作系、特質系です。
「水見式」という手法を使うことによって、自分がどの系統に属するのかを知ることができます。
各系統には以下のような性格の傾向があります。
強化系:単純で一途
変化系:気まぐれでウソつき
放出系:大雑把、短気
具現化系:神経質
操作系:理屈屋、マイペース
特質系:個人主義者、カリスマ性あり
「HUNTER×HUNTER」ですごく印象的なのが、「強化系の人が具現化系を極めようとしても上手くはいかない」というエピソードです。
自分の属する系統こそが最も相性が良く100%まで極めることができ、そこから離れるにつれて相性は悪くなっていきます。
強化系の人から見て2つほど離れた位置にある具現化系は習得しようと思っても簡単には行きません。
反対に、具現化系の人が強化系を習得しようとしてもやはり簡単には行きません。
他の系統に目移りするのではなく、自分の属する系統の力を磨いたほうが余程効率的です。
「思考、感情、感覚、直観タイプテスト」での4つのタイプについても同じことが言えるのではと思います。
他のタイプに目移りするのではなく、自分の属するタイプと向き合い力を伸ばして行きたいところです。
サポートのために他のタイプの力を磨くのは良いと思いますが、それはあくまでメインの力があってこそ。
自分の属するタイプの力は大事にしたいと思います。
私の場合は感覚タイプに属するのですが、たしかに感性は鋭いほうだと思います。
それ故に読み取りたくもない相手の思惑が見えてうんざりしたり、相手の放つ嫌味に物凄くダメージを受けたりすることもあります。
これをサポートするのが両隣にいる「思考」と「感情」だと思います。
思考の力を使って客観的に自分の状態を把握したり、感情の力を使って自分の状態を表に出すようにしたりといった具合にです。
どのタイプにも長所もあれば短所もあり、長所を生かしつつ短所を補うにはこの形が最善だと思います。