見たいと思っていたドキュメンタリー映画
「パレスチナ1948・NAKBA」を観に行ってきました。
1948年にイスラエルが誕生し、パレスチナ難民が誕生しました。
その影では、500以上のパレスチナの人々の村が破壊され
人々は虐殺されていました。その事実をライフワークのように
執拗に追い続けるフォトジャーナリストの広河隆一さん。
中東問題は遠くて日本からは見えにくいのですが、
この映画を観ているとそこで何が起こったのか、
起こっているのかがぼんやりとでも見えてきます。
泉の湧き出る美しかった村が今も廃墟のままおかれ、
村人は祖先から受け継いだその土地に帰ることを
許されず、今もその地に戻ることを夢見続けています。
だから弾圧に命がけで抵抗、それを制するためにさらに弾圧、
弾圧されればされるほど抵抗も激しくなる、
それが今日も続いているのです。
まるでエンドレスで続いていく構図でした。
そのきっかけがイスラエル建国だったのです。
破壊されたままの村は、その土地を愛している人たちが持てば
天国のように美しい場所であり続けただろうに、
今も奪われたまま廃墟の村のままなのでした。
今の日本人の感覚では、自分の土地にこれほどの執着(愛着?)を
持っている人がなかなかいないような気がしたのは、
先祖代々、ずっと守られ耕し続けてきた(食の恵みの)土地と
いうもの自体がもう崩壊しているからなのかもしれません。
自給率が日本ほど少ない先進国は他にありません。
民族の浄化という名のもとに起きている殺戮。
奪うものと奪われるもの。銃を握りしめ生活する人々。
それらを広河さんはパレスチナで出会った人たちを通して
私たちに伝えようとしているのでした。
帰り道、気分を少し変えて近江町市場に寄りました。
土曜日のせいもあり、観光客でごった返していました。
この時期とても美味しそうに見えるのは鮎の塩焼き!
今日の金沢は真夏日のように暑い一日でした。
「パレスチナ1948・NAKBA」を観に行ってきました。
1948年にイスラエルが誕生し、パレスチナ難民が誕生しました。
その影では、500以上のパレスチナの人々の村が破壊され
人々は虐殺されていました。その事実をライフワークのように
執拗に追い続けるフォトジャーナリストの広河隆一さん。
中東問題は遠くて日本からは見えにくいのですが、
この映画を観ているとそこで何が起こったのか、
起こっているのかがぼんやりとでも見えてきます。
泉の湧き出る美しかった村が今も廃墟のままおかれ、
村人は祖先から受け継いだその土地に帰ることを
許されず、今もその地に戻ることを夢見続けています。
だから弾圧に命がけで抵抗、それを制するためにさらに弾圧、
弾圧されればされるほど抵抗も激しくなる、
それが今日も続いているのです。
まるでエンドレスで続いていく構図でした。
そのきっかけがイスラエル建国だったのです。
破壊されたままの村は、その土地を愛している人たちが持てば
天国のように美しい場所であり続けただろうに、
今も奪われたまま廃墟の村のままなのでした。
今の日本人の感覚では、自分の土地にこれほどの執着(愛着?)を
持っている人がなかなかいないような気がしたのは、
先祖代々、ずっと守られ耕し続けてきた(食の恵みの)土地と
いうもの自体がもう崩壊しているからなのかもしれません。
自給率が日本ほど少ない先進国は他にありません。
民族の浄化という名のもとに起きている殺戮。
奪うものと奪われるもの。銃を握りしめ生活する人々。
それらを広河さんはパレスチナで出会った人たちを通して
私たちに伝えようとしているのでした。
帰り道、気分を少し変えて近江町市場に寄りました。
土曜日のせいもあり、観光客でごった返していました。
この時期とても美味しそうに見えるのは鮎の塩焼き!
今日の金沢は真夏日のように暑い一日でした。