しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

漁師の島、舳倉。(6/4*木)

2009-06-04 | 自然大好き!
6月に入ると渡りの鳥の数はグッと少なくなるようですが
小さな島に横断するような大きなコンクリ道路を
作っていてそのせいもあるかもしれません。
何だか落ち着かない様子の野鳥たちの姿でした。
どうしてこんな道路が必要なのか首をひねってしまいます。

小さな島ですが、カッコウ、ホトトギス、ツツドリ、
ジュウイチ、4種の姿をあちこちで見かけ、声も聞けました。

今回泊めていただいた海女さんのお家、
神棚には“大漁”の文字が飾られていました。
海女さんであるSさんは15才の頃から海に潜ったといいます。
ご主人の方は、船に乗って毎朝4時には漁業に出かけるそうです。
泊めていただいた日には大きな鯛が10匹捕れたそうで
お刺身と白子汁をご馳走になりました。
鯛の白子なんて初めて食べたかもしれません。
ものすごく美味しかったです。

でも漁業で捕れた魚の値段は市場ではとても安くて
私たち消費者に届くときには値段は数倍になるということ。
日本の漁業も農業も生産者側をもっと大切にしないと
命に直接つながっている「日本の食」は消えてしまうように感じます。

(ハマエンドウの紫色が美しい)

(ハマエンドウとハマボッスの白い花。
 浜辺はいろんなお花の絨毯でした)

(島のあちこちで実っていたカジイチゴをつまみながら歩きました)

(カジイチゴの白い花はかすかに薔薇の香りがします)