ふとテレビをつけると地球ドラマティックをしていた。
今日の主人公はビーバー。
畑や道路を水没させてしまうので厄介者扱いされ、
ときには多くが駆除されてきたと云う。
しかし、ビーバーが住む場所では川辺が環境再生されて
いろんな生きものがやってくることが判明。
今、ビーバーに緑を再生してもらい、干ばつから水を守り、
水質の浄化にも一役かってもらう取り組みが始まったと云う。
こういうテーマを知るたびに、
先住である生きものたちの住む場所を奪い、
本来豊かであった環境を破壊してきた人類の愚かさを感じる。
ビーバーは自分が生きる生活そのものが、自然環境を創りだしている。
まるで人間とは正反対。
近い未来、この星を破壊し続けた人類が消えたなら、
この星は自然と調和して、また美しく甦ることができるだろう。
他の生きものたちは、みんな生きることで役割を全うしている。
人がこの世界に生きるに値するには、
他の生きものたちに敬意を払う生き方、
他の生きものにじゃまにならない生き方を選ぶべきだと思う。
そこに能力を使うことこそが、人類自らも
最も美しく幸せに生きられる方法ではないのか?
この希有な星、地球はたった一つの宝もの、
その中で、人類が美しく生きるとは?