親しくしている大学の教授が企画した映画会に
お誘いいただいて2回目の参加。
研究室に先生の友人たちが集まり4名で鑑賞しました。
今日の映画は、「The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛」
(個人的採点/84点)。2時間以上もある映画でしたが、
最後まで夢中で鑑賞しました。
ストーリーは実話に忠実に描かれていて、監督が「レオン」の
リュック・ベッソンと来れば面白くない訳がありません。
内容を紹介すると・・・ビルマ(現ミャンマー)建国の勇士として亡き後も国民から敬愛されている将軍を父に持つ、アウンサンスーチー(ミシェル・ヨー)。1988年、母の看病のためにイギリスから祖国のビルマへと戻った彼女は、軍事政権が若者たちの民主主義運動を弾圧するのを目の当たりにしてショックを受ける。そんな中、民主主義運動家たちが彼女の帰国を知って選挙への出馬を訴える。彼らの切実な思いを知って立候補を決意し、民衆の前に立つスーチーだが、それを機に軍事独裁政権から想像を絶する圧力をかけられ・・・。
軍事政権がビザを許さず、癌に侵された夫は
最後までスーチーさんと会うことが叶いませんでした。
スーチーさんも夫の最後を看取ることが出来なかったのですが、
二人の絆は強く、入国拒否され会えない年月があっても
気持ちはいつも共にあったようです。
ミャンマーの軍事政権がどんなひどいものであったのか、
スーチーさんが民主化運動にどう関わっていったのか、
その流れがよく伝わってきた映画でした。
ガンジーの非暴力の精神が
根底に流れていたような気がします。
映画鑑賞のあとは、みんなでおしゃべりティータイム☆
昨年、ミャンマーを旅した先生のお話を聞いたり、
今の日本の政治のあり方などを話題にした時間でした。