しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

ショウジョウトンボ。(7/15*火)

2008-07-15 | 生き物大好き!
あいかわらずの梅雨空の金沢、時々太陽が出ると暑い!
朝のお散歩もだんだん暑さきびしい季節になってきました。
それでも時おり吹いてくる風が心地い~い!
思わず立ち止まって風を全身で感じてみます。
まるで森のパワーがそのまま体の中に入ってくるようです。

そこに飛んできたのは真っ赤なトンボくん。
ナツアカネだと思っていたらショウジョウトンボだと
教えていただきました。羽の付け根の色がポイント!

ヤブカンゾウのお花の上でひと休みでしょうか。
最初はそっと遠くから写してみます。

少しづつ近づいて、今度は正面からのお顔!
時々頭をキョロキョロ動かしていますが逃げる様子はなし。
大胆にすぐそばまで近づきましたが
そのままいてくれました。


赤い体を思う存分見せてくれたのですが
この自然の中の真っ赤な色はどうでしょう!
夏の森のグリーンを背景に、この場所では
すっかりこのショウジョウトンボ♂が主人公でした。

ビオトープのお庭。(7/14*月)

2008-07-14 | 自然大好き!
最近、新しい出会いをしています。
昨日は秋のイベントでの打ち合わせで県外からのお客さまと
オカリーナ奏者さんと打ち合わせをしていたのですが
偶然、話の中でお二人の共通のお知り合いが浮上してきて
その方も話し合いに合流!私もお名前だけは知っている方でした。

打ち合わせのあとに、
一緒にミゾゴイの住んでいる場所にご案内いただきました。
そこではミゾゴイのえさ場も確保され、保護活動が行われていました。
先日の豪雨で水路が詰まっていたらしく
すかさず、長ぐつ、スコップを持ち出して詰まった水路の
土を掘り出したその方の姿はかっこ良かったです。


その後、もう一カ所の場所も見学し
その方のお家のお庭のビオトープまで見せていただくことに!
普通のお家なのにも関わらず、玄関やお庭で
メジロやシジュウカラ、スズメたちが巣作りをしたというのは
やはり野鳥好きな心を鳥たちは読んでいるのでしょうか。

モーターで池の水を循環させたり、アケビのツルをうまく利用して
緑の壁(二酸化炭素対策)を作ったりと
いろんな工夫を試みてありました。

ハンゲショウが涼し気に感じたお庭でしたが
こんな時間を過ごそうとは朝は思っていなかったわけで
自然つながりの不思議な出会いにありがとう!の日でした。

岩魚の塩焼き。(7/13*日)

2008-07-13 | 食べもの大好き!

昨夜は県外から来たお客さまと
お友だちのお家でお食事をしました。

山の中のお家だと知ってはいましたが
聞きしに勝る獣道のような細い道を入り込んでいくと
その大きなお屋敷にたどり着いたのでした。

ひんやりと冷たい空気は
まわりが杉やヒノキの大木に囲まれた場所だからです。

お屋敷の中には炉端があり
竹串に刺された岩魚が美しく並んでいました。
その岩魚の美味しいこと!特に、切り出した
竹の筒で作った岩魚の骨酒は絶品でした。


お庭にはモリアオガエルの卵が産みつけれているそうで
捜してみると、いたいた!♂のモリアオガエル。
アイリングがオレンジ色が目印だそうです。

お屋敷のまわりに棲む生きものたちの話で
盛り上がり、楽しい夜は更けていったのでした。

クチナシの花。(7/11*金)

2008-07-11 | 植物大好き!

朝のお散歩中、あま~い香りが漂ってきました。
それはクチナシの花の香り。肉厚な花びらが
美味しそうに見えるのは私だけでしょうか。
どんよりした梅雨空に生えるお花です。



すぐそばでホオジロが空を見上げてさえずっていました。
新しい恋人募集中なのでしょうか。

地面に降りてエサらしきものを必死についばんでいたのはスズメ。

近づいてしゃがんでみるとコガネムシの仲間のようでした。
金属光沢の羽がキラキラと
まるで宝石のように光っていました。

変わったカボチャ。(7/10*木)

2008-07-10 | 家庭菜園大好き!
昨日は仕事の帰りに友人宅へ寄り、
友人がやっている市民農園まで足をのばしました。
見事にキュウリがブラブラ!インゲンもた~くさん!
「収穫手伝って!」と言われてお手伝いをしました。
自分も畑をしているので
人の畑に行くのは大好きな私です。
汗をかきかきルンルンでした。

我が家ではまき忘れのオクラの苗を、
ここで間引きしてもらってきました。

「なぁ~に、これ?」畑の奥にまるでズッキーニのように
カボチャが茎の下の方にボコボコ実っています。
「変わったカボチャを植えてみたの!一個食べてみてよ」
そう云って友人はキュウリにインゲン、
そしてこのカボチャをおみやげにくれたのでした。
さぁ!このカボチャ食べてみるのが楽しみだよ~!

ポンテデリア。(7/9*水)

2008-07-09 | 植物大好き!
ポンテデリアが咲く季節になりました。

爽やかなラベンダー色の花といい、
池からスクッと伸びてる姿勢といい何だか心地いい!
この水生植物のポンテデリアは友人からいただいたもの。
ミズアオイ科の仲間で北米原産。
和名はナガバミズアオイ(長葉水葵)というそうです。

最初は、Mr.ドの商品名と間違えて
よく笑われましたがやっと覚えましたよ。

山の畑の小さな池に白いアヤメや睡蓮と棲んでいます。
このポンテデリア、結構人気者で
モリアオガエルが卵を産みつけたり

ヤゴの羽化を手伝ったり、はたまた
オタマジャクシの避難所にもなっているようです。

梅雨のこの季節、葉のグリーンもみずみずしい。

ハグロトンボ。(7/8*火)

2008-07-08 | 生き物大好き!


明け方からすごい豪雨となった金沢です。
お散歩タイムにいつもの川に出てみると!
すご~い濁流でした。倒木が泥まみれの水の中で
暴れていました。困ったように呆然としているカワセミを発見!
カルガモたちも群れになって、
少しだけ草が顔を出している場所に集まっていました。


消防車から降りてきた消防士さんたちが
心配そうに川の水位を見守っています。
川のそばに近づいてはいけないと警報が出ていたよ!と
そばにいたおじさんに云われたので
いつものコースを変えることにしました。


葛の葉の間をひらひらと飛び回っていたのは
ハグロトンボ!大雨も洪水も関係なしの優雅なリズムです。
この時期、ハグロトンボでいっぱいの川沿いの道。
♂の金属光沢の体色がきれいでした。
ついでに葛の葉の雨のしずくもよかったな~!

ヤブカンゾウ。(7/7*月)

2008-07-07 | 植物大好き!
もう少し早起きして歩こう!と思うのですが
いつもついつい寝る時間が遅くなって早起き出来ずにいます。
いつものお散歩道は坂の上り降りがあるので
もうこの季節は汗でびっしょりです。

春先に美味しいヤブカンゾウが花咲き始めました。
葉影ではクモがひそんで獲物を待ち構えていました。

私の手元にあるクモ図鑑では
オオセンショウグモがこれに一番近い感じ!

あまりの暑さにハシボスガラスも
くちばしを開いています。鳥には汗腺がないので
こうして暑さを逃しているようです。


ご近所の鳥仲間さんのお宅に用事で行ったら
「こっち!こっち!」と手招きされて
大きな木の枝の間にまるで丸いハンモックをかけたように
メジロの巣がぶら下がっているようでした。
「ヒナが巣立ちしたら、あの巣ちょうだい!」と
また私の不思議なコレクションは増えていきそうです。

アサギマダラに会えた日。(7/6*日)

2008-07-06 | 自然大好き!
今日は久しぶりに医王山を歩きました。いつもの
大池までの道をゆっくりと4時間くらいかけて歩きました。


そこで会えたのはアサギマダラ。
ブルーが涼し気な南国のチョウ。
ルリタテハや美しいカラスアゲハにも会えました。


オカトラノオの花に会えるのもこの季節です。
ヤマアジサイが登山道を彩っていました。
山全体、緑がしっとりとした印象で
暑さと湿度で汗をたくさんかきました。

いつも冷たい水で喉を潤す場所でひとときの休憩!
カッコウの声に聞き惚れましたが、
今日は仲間のツツドリやホトトギスの声もしました。
その他の鳥は、キビタキ、ホオジロ、ウグイス、ヤバサメ、
ヒヨドリ、サンショウクイ、ツバメ、トビ、キジバト、
イカル、カケス、カワラヒワ、ヤマドリ 
などを見たり聞いたりしました。

映画「パレスチナ1948・NAKBA」(7/5*土)

2008-07-05 | 映画大好き!
見たいと思っていたドキュメンタリー映画
「パレスチナ1948・NAKBA」を観に行ってきました。

1948年にイスラエルが誕生し、パレスチナ難民が誕生しました。
その影では、500以上のパレスチナの人々の村が破壊され
人々は虐殺されていました。その事実をライフワークのように
執拗に追い続けるフォトジャーナリストの広河隆一さん。
中東問題は遠くて日本からは見えにくいのですが、
この映画を観ているとそこで何が起こったのか、
起こっているのかがぼんやりとでも見えてきます。

泉の湧き出る美しかった村が今も廃墟のままおかれ、
村人は祖先から受け継いだその土地に帰ることを
許されず、今もその地に戻ることを夢見続けています。
だから弾圧に命がけで抵抗、それを制するためにさらに弾圧、
弾圧されればされるほど抵抗も激しくなる、
それが今日も続いているのです。
まるでエンドレスで続いていく構図でした。

そのきっかけがイスラエル建国だったのです。
破壊されたままの村は、その土地を愛している人たちが持てば
天国のように美しい場所であり続けただろうに、
今も奪われたまま廃墟の村のままなのでした。

今の日本人の感覚では、自分の土地にこれほどの執着(愛着?)を
持っている人がなかなかいないような気がしたのは、
先祖代々、ずっと守られ耕し続けてきた(食の恵みの)土地と
いうもの自体がもう崩壊しているからなのかもしれません。
自給率が日本ほど少ない先進国は他にありません。

民族の浄化という名のもとに起きている殺戮。
奪うものと奪われるもの。銃を握りしめ生活する人々。
それらを広河さんはパレスチナで出会った人たちを通して
私たちに伝えようとしているのでした。


帰り道、気分を少し変えて近江町市場に寄りました。
土曜日のせいもあり、観光客でごった返していました。
この時期とても美味しそうに見えるのは鮎の塩焼き!
今日の金沢は真夏日のように暑い一日でした。

ウメエダシャク。(7/4*金)

2008-07-04 | 生き物大好き!
まるで自分を蝶だと思っているのでしょうか。
昼間にひらひらとイタドリなどのお花の蜜を吸いに
飛んでくるこの蛾は、ウメエダシャク。
派手な色なので目につきやすい蛾ですね。
(*私はカノコガだと思っていたのですが
ryoiさんとなおさんに教えていただきました。
どうもありがとうございました!)

玄関ではメダカの赤ちゃんがたくさん産まれて
小さな体で泳いでいます。前庭のお花の周りではチョウや
トンボたちもやってきて小さな生き物がにぎやかな季節!

昨日はお散歩途中に降り出した雨に、
鳴いていたキビタキも不思議そうに空を見上げていました。
その喉元の鮮やかな黄色が真夏の向日葵を連想させてくれました。
梅雨が終わればもうすぐ暑い夏がそこまで来ています。

~太古自然への旅~(7/3*木)

2008-07-03 | 自然大好き!
8月にオカリーナ奏者の方と近くのお寺で
ジョイントコンサートをすることになりました。
友人が発案&企画してくれたものです。
コンサートと云っても、私は絵本の作者としての登場です。

(打ち合わせのあとに一曲プレゼントしてくれました。
  鳥の音のように軽やかなメロディーでした)

テーマは~太古自然への旅~。私の作品は
神話をテーマにした木版画にストーリーをつけたものです。
それで今日はオカリーナ奏者の方と打ち合わせをしました。
コンサートの後に対談をする予定なので
その内容をどんなふうにするのか、話し合う中で
見えてきたらいいなと思ったのですが
思っていた以上に話が弾み、
アッという間に3時間が過ぎていました。
オカリーナを吹いていると鳥がやってきてさえずるのだと言う。
ついでに犬や猫たちも寄って来るのだとか・・・。

夜は会場となるお寺で友人と大まかなシュミレーション。
「あのね、お寺の入り口に蝋燭を灯そうと思うの!」
「あのね、原画はこんなふうに並べようかな~!」
「オカリーナ奏者はどこに座ったらいいと思う?」などなど・・
夏の夜のコンサートに向けて心はどんどん弾んでいくのです。

梅摘みへ。(7/2*水)

2008-07-02 | 植物大好き!
ここ最近は毎年のように出かけている梅園は
金沢市の郊外の山の中にあります。
土曜日に行く予定でしたが、あいにくの雨で順延。
友人たちも誘って出かけてきました。

さすが山の中の梅はまだ青梅も多く、
私は梅酒用に青梅を2kg、
梅干用に色づき始めた梅を8kg収穫しました。
無農薬で値段も安くて自分で摘めるっていうのが
たまらない魅力でいつもついつい採り過ぎてしまいます。
今年も案の定・・・・。そして、今日は夏日のように
暑い日となり汗をかきかきの作業でした。

梅園のオーナーの方が掘り起こしたばかりの
ジャガイモもどう?というので
それもついでに買ってきました。
キタアカリという黄色味がかった品種で
これを茹でて夕食の一品にしたら大人気となりました。

(ここはまるで北海道か、と思って
 しまうような広い山の中の農園です)


帰りにすぐそばのお知り合いの家に寄りました。
夢のようなお家にお住まいで、薔薇やユリの花が咲く
西洋ガーデンのようなお庭や畑も見せていただきました。
年に一度、梅採りの時のお楽しみなのです。

(あれれ、こんな野菜知らないぞ!と思ったら
 コンニャクイモの苗だそうです。北陸では珍しい!)

ネジバナ。(7/1*月)

2008-07-01 | 植物大好き!
今日から7月、夏がすぐそばまで来ています。
今日のお散歩でとても美しかったのはネジバナ。
河原や空き地にピンク色がきれいだった。
近くで見ると螺旋階段のようにねじりながら
花を咲かけていく様子が面白い!


どこを歩いていても紫陽花の花が目に入ってきます。

目をつけていたウワズミザクラの実は
野鳥たちに食べられたらしくもう残りひと粒!
きっと野鳥たちにとっては青くても美味しい実なんだ~!

あまりに見事なドクダミの花の群落に
惹きよせられてしまいました。

今日はこのお散歩タイムにひょうきんなアオバトの声が聞こえ
双眼鏡で探すと「いました!」黄緑色の美しいハト、アオバト。
いつも声は聞いていましたが、ここで見たのは初めて!
最近何だかいいことあるなぁ!!