こんなこと考えました

ニュース・映画・本・電車の中の風景などなどで、感じたり思いついた事を不定期に書き込んでいきます。

ニュースショーが国民を煽動している事

2010-06-03 19:47:28 | Weblog
政治コメンテーターの全員が言っている事だが、自民党時代の派閥政治を否定しているが、民主党での「親小沢派と犯小沢派」と頻繁に色分けしているのはどういう事なんだろう?
マスコミが積極的に派閥争いを前面に押し出す事で、国民の政治への絶望感を煽っている事を、国民が感じないとでも思っているのだろうか?
21世紀になって、首相が1年くらいで頻繁に変わる事を、コメンテーター、ニュースキャスターが憂いているのだが、毎日のニュースで何か問題があると、首相は辞める事だけが責任を取る事だと主張しておきながら、国の顔が頻繁に変わる事は日本の恥だと主張する。
辞める以外で責任をどう取るのが理想なのか? 反対勢力はどう対処するのが対外国に望ましいのか? 何も言わない。どうせ意見なんて無いから言えないんだろう。
視聴者の大半は、解説者も対案なんて言えない。「どうすればより良い日本に出来るか? なんて考えもしていない」と分かっているからクレームもしないのだろう。
コメンテーターが「これからの政策を討論してから首相を決めるのが正しい」と言うのなら、取材記者は「どんな政策を実行する議員を首相にしたいですか?」と質問するのが国民の意見を代表する事になるのだろう。だが、テレビニュースを見る限り、どこも政策について質問していない。
小沢派だろうが反小沢派だろうが、国民の生活を良くするなら関係ない!! 抗争を面白可笑しく報道したいマスコミにも、国民は愛想をつかしているのを自覚して欲しい。
政権の支持率をアンケートすると同時に、マスコミに対する信頼をアンケートしてみるだけの勇気を持った会社が日本にあるんだろうか?
所詮マスコミなんて、ナポレオンがフランスに帰ってきた当時と、なんら進歩はしていないのだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする