大学では、すでに先週で仏教‐唯識の話が終わり、今日はまとめの「現代科学と宗教の調和」という話をしました。*
一人の学生がこういう感想を書いてくれました。
「これまでの授業を受けてきて、世界観がかなり前より広がったように感じます。
まず一番印象的だったのは、世界はまさに縁起・つながりの世界であって、すべての物が支え合い世界ができていること。
こういったことを論理的に考えることで、自分が生きているこの世界の全てのものがより身近に感じられ、生きていくことが前思っていたより大変前向きに感じられるようになりました。
…壮大な世界のちっぽけな自分という感覚から、壮大な世界の構成員の自分という考え方に変われたことがなによりもよかったことです。」
ここまでの授業で、すでにこういった感じを掴んで下さった方もおられるでしょうが、これからの仏教の授業で、いっそう深めていただけると思います。
「壮大な世界の―不可欠な―構成員である自分」という認識と実感を掴めるはずです。
ご期待下さい。
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