今日は一日、久しぶりにやってきた一歳半の孫娘と過ごしました。
「ジージ」、「バーバ」はもちろん、片言がいろいろ話せるようになっていて驚くほどです。
こちらの言うことはほとんど通じていて、「おいで」とか、「こっちだよ」、「あっちだよ」など指示がみんなわかります。
特に可愛いのが、「ご本を読もうか」と言うと、自分の好きな絵本を持って当然のような顔をしてひざに坐ってくることです。
彼女は、私が自分のジージであり、私にすごく愛されていることを信じ切っているようです。
安心し切って、少しわがままも言います。
しかし、もう「ダメ」もかなりわかるようになっていて、私が書斎で仕事をしていて、「ここはジージのお仕事するところだからね、ダメなんだよ」と言うと、入り口のあたりでもじもじするのですが、入ってきていたずらをしたりはしません。
わがままもできるし、聞き分けもできるという、すんなりとした孫娘の育ちぶりに、すっかりうれしくなりました。
もっとも感動したのは、食事の後で、娘が教えた「ごちそうさま」と手を合わせて頭を下げるご挨拶をちゃんとできたことでした。
かみさんと二人で、心から「いい子だねえ」と絶賛しました。
両親や祖父母とのこうした関係によって、自分の生きている世界への、エリクソンのいう「基本的信頼感」が育くまれていくのだな、と改めて思いました。
何よりもうれしいクリスマス・プレゼントに恵まれた一日でした。
孫が眠った後、記事を書きながら、私たち大人は、子どもたちみんなに、自分の生きている世界に対する不信感ではなく「基本的信頼感」をもてるような、あるべき社会を再建してプレゼントしなければならないのだ、と決心を新たにしています。
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