アンケート:どちらのタイプの医者にかかりたいか
あなたは、実は深刻な病気になっていて、自分でもある程度の自覚症状はあるが、それほど深刻だとは思っていない、思いたくないので、治療しようとしていなかったが、「もしかすると?」という気がして、ともかく医者に行って診断してもらおうという気になった、という場合、次のどちらのタイプのお医者さんにかかりたいですか?
①やさしい(というか気が弱い)ので、ショックを受けないようにあなたのあまりにも深刻な病気についてははっきり知らせないで、「まあ、大したことはありませんが、できれば、治療はしたほうがいいですね」といった感じに、やわらかくいってくれるお医者さん。
②治る病気は必ず治してあげたいと思っているので、「あなたの病気は、かくかくしかじかできわめて深刻ですね」と知らせ(インフォーム)、「しかし、粘り強く治療に取り組めば、時間はかかっても、おそらく治ると思います。やってみませんか?」と治療への同意(コンセント)を求める(ほんとうの意味でやさしい?)インフォームドコンセント型のお医者さん。
唯識は、無明-煩悩という心の病に関する②タイプのお医者さんだといっていいでしょう。
①タイプのお医者さんにかかりたい方には、やや向かないかもしれません。
でも、私は、②タイプのほうが、私にとってほんとうの意味で役に立ってくださるお医者さんだと思っています。
あなたは、どちらのタイプのお医者さんにかかりたいですか? 選択するのはあなたです。
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