皆様 おはようございます。
11月9日(金) 鳥取の天候は時々
今朝の最低気温は高く、18.3℃。
日中の予想最高気温は21℃の見込みです。
今朝は明け方にとなり降雨量は3ミリ。
しかし現在、青空が広がり良い天気となっています。
本日の事例紹介は昨日、来店された50代女性の事例です。
概要
・グラスアートをされている50代女性。
・依頼されている大きな作品の納入が終わり、USJなどで
遊んでいたところ膝痛が再発したとのこと。
・改善要望は、次の2点でした。
①膝痛の改善
②太腿裏~ふくらはぎがつる症状の改善
体を診させていただくと
<膝痛>
・腰椎が左に曲がり、骨盤中央の仙骨下部が右方向に回転していました。
・右側のお尻の筋肉が短縮し、お尻全体がとても硬くなっていました。
・膝痛の発生場所は、右膝のお皿周辺。
膝周辺の筋肉に問題はなく、腰椎(腰の骨)から足に向かって出ている
神経(L4,L5)の圧迫による膝痛のようです。
膝痛発生のプロセス
①お尻右側の筋肉の短縮 → ②骨盤中央の仙骨が右方向に回転し骨盤が崩れる
③腰椎が仙骨の崩れにより左方向に曲がり、神経を圧迫する → ④膝痛発生
<太腿裏~ふくらはぎがつる>
・太腿裏の筋肉(大腿二頭筋)の外側の筋肉がとても硬くなり
コリコリ状態で、指で押すと激しい痛みを訴えるほどでした。
→ 大腿二頭筋、大腿筋膜張筋の拘縮が原因のようです。
・ふくらはぎの筋肉も棒のように硬くなっている筋肉が出来ており、
指で押すだけで強い痛みを訴えるほどでした。
→ 腓腹筋、後脛骨筋、短腓骨筋の拘縮が原因のようです。
改善施術
<膝痛>
・お尻の筋肉を緩めます。(大殿筋、梨状筋など)
・太腿裏及び太腿横の筋肉を緩めます。(大腿二頭筋、大腿筋膜張筋)
→ この時点で、仙骨の回転が改善し、腰椎の曲がりも改善していました。
→ 立ち上がっていただき、歩行&膝の屈伸で膝痛の状況を確認すると
「膝が痛くありません」と不思議そうな顔をされていました。
施術時間約30分で膝痛改善です。
膝痛原因は、次の3つが多いようです。
①腰椎の崩れによる神経圧迫による神経性の痛み。(多いケース)
②太腿~すねの筋肉の拘縮などによる筋肉性の痛み。(多いケース)
③膝関節の崩れによる痛み。(少ないケース)
<太腿裏&ふくらはぎがつる>
・太腿裏~ふくらはぎ全体を施術用枕で緩めます。
・太腿裏で棒のように硬くなっている筋肉を個別に緩めます。
・ふくらはぎで棒のように硬くなっている筋肉を個別に緩めます。
約1時間半の施術で「つりそうな状況」が解消されました。
施術時間は約2時間でした。
施術後に体の状況を伺うと
・膝痛などの不調が起こるまえ、膝を曲げた中腰姿勢となって
グラスアートの作品作りを長時間行っていたそうです。
・その作業が足&お尻に負担となり、筋肉の拘縮などから
膝痛や足のつりなどが起こったと考えられます。
・お尻も足もとても軽くなり、膝痛もなく快適になりました。
などとおっしゃり満面の笑顔でスポーツジムに向かわれたのです。