何となく歩いた結果

デジカメを持って色々な場所に出没し撮影した写真を公開。最近は東京の夜と里山をメインテーマに撮影中。システム開発の話題も。

東京夜旅 第22夜 両国

2007-02-04 10:52:01 | 東京夜旅(とうきょうよたび)
総武緩行線に乗っていると浅草橋を過ぎ隅田川の橋を渡る。ビルの間を走り抜けてきた電車の車窓に川景色が見える、ホッとする瞬間だ。千葉に住んでいながら普段は京葉線か総武快速線を使っているのであまり乗る機会の無い線なのだが楽しみな区間である。今回初めて外から隅田川を渡る電車を見る事ができた。

両国駅はかつて房総方面へ向かう列車の始発駅になっていた。総武緩行線の電車からその頃の駅舎を見た事はあっても実際に地上から見たのは初めてだ。改めてじっくり見ると小さいながらも始発駅としての威厳に満ちた素晴らしい駅舎だ。

今は中がチェーン店の居酒屋になっているが、この貴重な建築物、もう少し別の活用法は無かったものだろうか。ひょっとして内装がレトロなのかと思ってWebで調べてみたら店内に土俵があったり屋台があったりと、相撲を見に来た人が楽しめるような内装になっているらしい。

切符を買いホームに上がる。かつて列車が発着していたホームを見る事ができる。たまに臨時列車などが入ってくるようであるが、役割を終えても現役当時とあまり変わらない風景のままそこに静かに存在するホーム。改めて考えて見ればかなり貴重な事なのかもしれない。
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東京夜旅 第21夜 隅田川の橋 駒形橋

2007-02-03 11:01:31 | 東京夜旅(とうきょうよたび)
浅草をあとにし隅田川沿いに両国まで歩くことにした。
最初に見えてくる橋は駒形橋。吾妻橋アサヒビールのビルがまだ近くに見えている。吾妻橋も橋の下部がライトアップされていて赤く光っていた。

吾妻橋との間は200mほどしか離れていない。この辺りの橋の間隔は比較的狭く1kmほどの間に4つの橋が架かっている。交通量が多いという事なのだろう。

この辺りの川沿いにはホームレスのテントが立ち並んでいるので川に沿って歩く事はやめた。それに街灯が無いので暗く不気味だ。この辺りの事情は区によって違うのだろうか先日歩いた中央区では快適に歩けたが。

駒形と言えば「どじょう鍋」が有名。「駒形どぜう」の前を通る。周囲をビルに囲まれているが一軒だけ昔の建物が残る。

近くには玩具のバンダイ本社ビルがあり、ウルトラマンやドラえもん、アンパンマンの人形が立ち並んでいる。暗い中に突然立っている姿には驚くが子供なら大喜びだろう。


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東京夜旅 第20夜 浅草六区

2007-02-02 13:33:02 | 東京夜旅(とうきょうよたび)
浅草寺を一通り見てから伝法院通りへと足を進める。通りに入ると周囲の建物は江戸風に飾り付けられシャッターには浮世絵風の絵が描かれており外国人だったら確実に喜びそうなエリアになっている。日光江戸村のようなテーマパーク的な感じもしてしまうが僕は楽しくて良いと思う。


進むうち次第に飲み屋も増えてきた。怪しいエリアに突入だ。この界隈は道幅が広いうえに建物が低いせいかとてもゆったりしている。また、建物の感じが昔懐かしい雰囲気で、子供の頃に戻ったような錯覚を覚える。飲み屋が路上に張り出しオープンカフェ状態で(単なる路上)営業している店もある。うーんディープだ。
路地を曲がるうちにボーリング場が見えてきた。この建物もレトロ感たっぷり。

芝居小屋や映画館、パチンコ屋、場外馬券などの娯楽をはじめ、飲み屋も大衆居酒屋、チェーン店、バー、小料理屋そして洋食屋、天ぷらなどの老舗までバラエティー豊かで選択肢の幅が広いのには驚く。客引きの姿も見えないし若者だけでは無く年配のおじさんも落ちついて遊べる貴重な場所だと思う。

歩くうちに浅草の魅力にとりつかれてしまいつつある自分に気がついた。やばいよこの街。もし通勤経路の途中駅だったりしたら確実にハマってしまうと思う。何に?と問われれば浅草の持つ雰囲気だ。空気がどの街よりもしっくりくる。多くの人に愛される理由が何となくわかる気がする。

幸いにも浅草に来るには相当な寄り道をしなければならないので今後も滅多に来ないと思うが、夜の浅草、これには痺れましたよホント。
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東京夜旅 第19夜 浅草

2007-02-01 14:00:17 | 東京夜旅(とうきょうよたび)
地下鉄銀座線浅草駅の改札を出て地上出口へと向かう。まず目に飛び込んでくるのは隅田川の向こうにそびえ立つアサヒビール本社。外観は生ビールジョッキの形をしたビルと黄金の炎のオブジェ。うーん強烈すぎます。

足を雷門方面に向けると神谷バーが見えてきた。明治45年に営業を開始、電気ブランというブランデーベースのオリジナルカクテルが有名。以前電気ブランのポケット瓶を買った事があるのだが今でも売っているのだろうか。中を覗くとなかなかの賑わいのようだ。

いよいよ雷門が見えてきた。寺の門としては大きくは無いがやはり浅草のシンボル。夜だというのに観光客が結構いて写真を撮っている。

この雷門と本堂、五重塔は11時までライトアップをしている。残念ながら本堂の扉は閉まっていて中には入れない。


さて、次は浅草六区のほうへ行ってみよう。
以下、明日。
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