気仙沼市本吉町の山田地区、集落道を上っていくと舗装が終わり、その先は農道と
なってゆるやかに上がっていきます。農道と沢の間には田んぼが広がっているので、
沢沿いの畦道を踏査すべく寄り道すると、路肩に赤い越冬葉が点々と生えています。
しゃがみこんで観察すると、コナスビのようですが、寒さで赤く葉焼けしているんですね。
日当たりの良い場所の方が、鮮やかに紅葉するようです。
もっとも紅葉は今のうちだけで、暖かくなればふつうの緑色になります。
二枚とも2018.2.24撮影
既に根際で茎が何本も分岐していて、大きな株では直径10~15cmに広がっています。
畦道の路肩や畑周りでは、邪魔するものがないので這うように四方に広がり、地面に接した
節から根を出し、さらに茎を這わせて広がっていきます。
コナスビを漢字表記すると「小茄子」で、その由来は果実の形がナスに似ていることから。
果実は直径5mmほどの球形ですから、丸ナス似ということになりますね。
2018.2.24撮影
サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で、日本全土に分布する。
平地~山地の道端や草地、水田の畦道や畑の周辺などに自生し、日当たりを好む。
茎には軟毛が生えていて、地を這うように横に広がる。
葉は対生ときに互生し、葉身は広卵形で長さ10~25mm、先端は短く尖り、基部は円形。
上部の葉裏や萼などに淡紫褐色の細かな斑点がある。葉柄は長さ5~10mm。
花期は5~6月で、花は葉腋に1個づつ付き、花冠は黄色で直径6~7mm、5裂する。
裂片は広卵形。雄しべは5個。萼裂片は線状披針形で先は鋭く尖る。
果実は蒴果で、直径4~5mmの球形。
種子は稜のある楕円形で長さ1mmほど、こぶ状の突起がある。
なってゆるやかに上がっていきます。農道と沢の間には田んぼが広がっているので、
沢沿いの畦道を踏査すべく寄り道すると、路肩に赤い越冬葉が点々と生えています。
しゃがみこんで観察すると、コナスビのようですが、寒さで赤く葉焼けしているんですね。
日当たりの良い場所の方が、鮮やかに紅葉するようです。
もっとも紅葉は今のうちだけで、暖かくなればふつうの緑色になります。
二枚とも2018.2.24撮影
既に根際で茎が何本も分岐していて、大きな株では直径10~15cmに広がっています。
畦道の路肩や畑周りでは、邪魔するものがないので這うように四方に広がり、地面に接した
節から根を出し、さらに茎を這わせて広がっていきます。
コナスビを漢字表記すると「小茄子」で、その由来は果実の形がナスに似ていることから。
果実は直径5mmほどの球形ですから、丸ナス似ということになりますね。
2018.2.24撮影
サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で、日本全土に分布する。
平地~山地の道端や草地、水田の畦道や畑の周辺などに自生し、日当たりを好む。
茎には軟毛が生えていて、地を這うように横に広がる。
葉は対生ときに互生し、葉身は広卵形で長さ10~25mm、先端は短く尖り、基部は円形。
上部の葉裏や萼などに淡紫褐色の細かな斑点がある。葉柄は長さ5~10mm。
花期は5~6月で、花は葉腋に1個づつ付き、花冠は黄色で直径6~7mm、5裂する。
裂片は広卵形。雄しべは5個。萼裂片は線状披針形で先は鋭く尖る。
果実は蒴果で、直径4~5mmの球形。
種子は稜のある楕円形で長さ1mmほど、こぶ状の突起がある。
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