南三陸町歌津地区の国道を、気仙沼方面へ走行していると、国道脇の草地に丸い
笠型の白花がたくさん咲いています。車を止めて観察すると、花のつくりがセリ科の
植物のように思われます。以前登米市の農道脇で見かけた、帰化植物のノラニンジン
にそっくりですね。葉を確認すると細かく裂けていて、ニンジンの葉によく似ていま
すから、ノラニンジンで間違いないでしょう。
南三陸町からの帰路、登米市東部の北上川沿いの県道を走行していると、あちこちに
ノラニンジンの白い花が群れ咲いていました。かなり広い範囲で繁殖しているようです。
二枚とも2018.7.21撮影
ノラニンジンはヨーロッパ原産の帰化植物で、強健で繁殖力旺盛なため、現在では北米や日本
などやや冷涼な地域に広く分布しているようです。我国では昭和初期に侵入が確認されています。
一般的には、ノラニンジンの根は細くて食用にならないとありますが、それは花の時季のかたく
なった根のことで、春のやわらかい根なら食べられるようです。
ノラニンジンの種はキャロットシード、或いはワイルドキャロットと呼ばれ、その精油はアロマ
オイルとして用いられるようです。精神高揚作用等の効果があるとか。
二枚とも2018.7.21撮影
セリ科ニンジン属の1~2年草で、西アジアからヨーロッパ原産の帰化植物。
ほぼ日本全土で見られ、特に北海道に多い。道端や土手、河川敷などに群生している。
白色の主根を地中深く伸ばす。草丈は50~150cm。茎には白っぽい毛が生えていて、上部で
分枝する。葉は2~3回羽状複葉で互生し、長さ5~15cmの惰円形、裂片は線形~披針形で
長さ2~12mm。葉柄は長さ3~10cm。
花期は6~8月、茎頂や枝先に大型の複散形花序をつけ、白い5弁の小花を多数咲かせる。
花は直径3~6mm、花弁5個。散形花序の柄は10~30本。小花柄は長さ2.5~6cm。
花序の基部には、糸状に細裂した苞がある。
果実は楕円球形の2分果でやや扁平、長さ3~4mm、全面にトゲがある。
笠型の白花がたくさん咲いています。車を止めて観察すると、花のつくりがセリ科の
植物のように思われます。以前登米市の農道脇で見かけた、帰化植物のノラニンジン
にそっくりですね。葉を確認すると細かく裂けていて、ニンジンの葉によく似ていま
すから、ノラニンジンで間違いないでしょう。
南三陸町からの帰路、登米市東部の北上川沿いの県道を走行していると、あちこちに
ノラニンジンの白い花が群れ咲いていました。かなり広い範囲で繁殖しているようです。
二枚とも2018.7.21撮影
ノラニンジンはヨーロッパ原産の帰化植物で、強健で繁殖力旺盛なため、現在では北米や日本
などやや冷涼な地域に広く分布しているようです。我国では昭和初期に侵入が確認されています。
一般的には、ノラニンジンの根は細くて食用にならないとありますが、それは花の時季のかたく
なった根のことで、春のやわらかい根なら食べられるようです。
ノラニンジンの種はキャロットシード、或いはワイルドキャロットと呼ばれ、その精油はアロマ
オイルとして用いられるようです。精神高揚作用等の効果があるとか。
二枚とも2018.7.21撮影
セリ科ニンジン属の1~2年草で、西アジアからヨーロッパ原産の帰化植物。
ほぼ日本全土で見られ、特に北海道に多い。道端や土手、河川敷などに群生している。
白色の主根を地中深く伸ばす。草丈は50~150cm。茎には白っぽい毛が生えていて、上部で
分枝する。葉は2~3回羽状複葉で互生し、長さ5~15cmの惰円形、裂片は線形~披針形で
長さ2~12mm。葉柄は長さ3~10cm。
花期は6~8月、茎頂や枝先に大型の複散形花序をつけ、白い5弁の小花を多数咲かせる。
花は直径3~6mm、花弁5個。散形花序の柄は10~30本。小花柄は長さ2.5~6cm。
花序の基部には、糸状に細裂した苞がある。
果実は楕円球形の2分果でやや扁平、長さ3~4mm、全面にトゲがある。
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