石巻市河北地区、海に突き出た細い岬の尾根上を辿ると、あちこちに三出複葉の枯葉が落
ちています。傍の木を見上げると、樹皮は明るい灰白色で丸い小さな皮目が付いていて、
枝先は真っすぐに伸びていますから、ウコギ科のタカノツメでしょうね。
さらに行くと、あちこちに三出複葉の枯葉が落ちています。
タカノツメはこのような明るい雑木林がお好みで、それで株数が多いのでしょう。
新葉はコシアブラと同様に山菜として食されていて、テンプラにすると美味しいとのこと
です。材は白くて柔らかいことから、経木(きょうぎ)やマッチの軸木、下駄などに利用さ
れるようです。
三枚とも2023.3.5撮影
タカノツメは2017年の11月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/4139c2ddc7415934b251e8b0a4156624
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