一関市花泉町日形地区北西部、丘陵上の集落道をゆるやかに上って行くと、松の混じった
雑木林の中を通り抜けます。少し行くと路肩に淡紫色のスミレが何株か咲いています。
タチツボスミレの花に似ていますがやや小さく、花弁の形はより丸みを帯びていて、花色
が幾分濃いようです。それに後方の距ですが、タチツボスミレは真っすぐに後ろに伸びま
すが、これは折れ曲がって上に伸びています。たぶん、ニオイタチツボスミレでしょう。
二枚とも2020.4.24撮影
ニオイタチツボスミレの自生地ですが、松の混じった雑木林内とか、林道・登山道沿いな
どの、やや乾き気味の場所で見かけることが多いですね。
花の後方にある距ですが、私の写真でも折れ曲がって上に伸びているものと、真っすぐ後方
に伸びているものの二通りあります。これは私の推測ですが、咲いたばかりの新しい花では
上に折れ曲がっていて、何日か経つと後方へまっすぐになるようです。
今度見かけたら、しっかり確認したいと思います。
2020.4.24撮影
ニオイタチツボスミレは2017年の5月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/f2f32f5e1d3e64e5eb6744c6b14db4fb
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