里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ニオイタチツボスミレ 日形の集落道

2020-05-01 | 日記

一関市花泉町日形地区北西部、丘陵上の集落道をゆるやかに上って行くと、松の混じった
雑木林の中を通り抜けます。少し行くと路肩に淡紫色のスミレが何株か咲いています。
タチツボスミレの花に似ていますがやや小さく、花弁の形はより丸みを帯びていて、花色
が幾分濃いようです。それに後方の距ですが、タチツボスミレは真っすぐに後ろに伸びま
すが、これは折れ曲がって上に伸びています。たぶん、ニオイタチツボスミレでしょう。

                              二枚とも2020.4.24撮影

ニオイタチツボスミレの自生地ですが、松の混じった雑木林内とか、林道・登山道沿いな
どの、やや乾き気味の場所で見かけることが多いですね。

花の後方にある距ですが、私の写真でも折れ曲がって上に伸びているものと、真っすぐ後方
に伸びているものの二通りあります。これは私の推測ですが、咲いたばかりの新しい花では
上に折れ曲がっていて、何日か経つと後方へまっすぐになるようです。
今度見かけたら、しっかり確認したいと思います。

                                  2020.4.24撮影

ニオイタチツボスミレは2017年の5月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/f2f32f5e1d3e64e5eb6744c6b14db4fb

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿